■S:今日の聖書の言葉

使徒の働き17章11-12節(エレミヤ17章)

★ このユダヤ人は、テサロニケにいる者たちよりも良い人たちで、非常に熱心にみことばを聞き、はたしてそのとおりかどうかと毎日聖書を調べた。

そのため、彼らのうちの多くの者が信仰に入った。その中にはギリシヤの貴婦人や男子も少なくなかった。

■O:今日のコラム

今日の箇所に登場するベレヤの地に住むユダヤ人達は、「良い人であった」と聖書に記されていますが、別訳ではこの良い人というのは「素直、心が広い、立派、身分が高い」という表現で書かれています。

では、どのような性質を持った人が聖書では「良い人」と呼ばれているのでしょうか?

それは、御言葉に飢え渇く人です。彼らはパウロが語る御言葉を非常に熱心に聞き、それだけで満足する事なく、はたしてその通りかどうかと毎日聖書を調べました。

これがまさに箴言に記されている「知恵を隠された宝のように探り出す」人の姿勢だと思います。

私達が御言葉の真理を飢え渇いて探り求める時、必ずその中に隠されている御言葉の啓示と奥義と知恵が、何にも勝る高価な宝として私達に開かれていく事となります。

だから毎日御言葉を読む度にこの様に祈りましょう。

「聖霊様。今日私に御言葉を教えて下さい。その中に隠されている父なる神様の心と知恵を私に啓示して下さい。」と。

私達は御言葉を学ぶ為に注解書や解説書や神学書を読み、様々な本や教師からへりくだって御言葉を学ぶ事が大切です。

しかし、どの本や教師から学ぶ以上に、聖霊様ご自身から御言葉の啓示を受ける事はもっと重要な事です。
なぜなら聖霊様は御言葉を記した著者そのものであられるからです。

ベレヤの人々に御言葉が開かれた結果、その地方に多くの救われる魂が起こされました。

リバイバルがこの地にもたらされる秘訣は本当にシンプルで、祈り(聖霊様の力)と御言葉に私達が献身し、時間を費やす事から始まります。

使徒の働きの6章の中で使徒達は「もっぱら祈りと御言葉の奉仕に励む事にします。」と言っていますが、この奉仕という言葉には「接待、もてなし」という意味があります。

つまり熱心に祈り、御言葉を探る事を、自分の生活の中で最も優先順位の高い大切な時間として設けるという事です。

祈りと御言葉を通して主の啓示を受ける事を毎日の生活の中で継続的に続けるなら必ず、私達の人生から周囲へと、そしてこの国、この時代へと主による大きな変化が生み出されて行く事となります。

これを私達の生活の何よりも大切な事として、ベレヤの人々の様に非常に熱心な心を持って取り組みましょう。

■A:考えてみよう

今日、御言葉の啓示が開かれる事を切に祈り、御言葉を読みましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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