■S:今日の聖書の言葉
エレミヤ4章1-2節(使徒の働き4章)
★ 「イスラエルよ。もし帰るのなら、——主の御告げ—— わたしのところに帰って来い。もし、あなたが忌むべき物をわたしの前から除くなら、あなたは迷うことはない。あなたが真実と公義と正義とによって『主は生きておられる』と誓うなら、国々は主によって互いに祝福し合い、主によって誇り合う。」
■O:今日のコラム
神様は、初めに、イスラエルという一つの国を選び、この国の民、ユダヤ人たちに律法を与え、彼らを特別に導きました。
それは、この国だけを祝福しようとされたのではなく、神様と親しい関係を持つ国が、どんなに幸いで祝福されているかを見て、周りの国も主を恐れ、愛するようになり、また主の祝福を受けるためでした。
けれども、イスラエルは、神様のその心を悟らず、他の国をうらやましがり、他の国のように偶像を拝んだり、好き勝手に生きることを望み、神様に選ばれた宝の民としての任務を果たせなくなりました。
エレミヤなどの預言者は、このように神様を捨てて、好き勝手に生きるようになったイスラエルの民に対して、「私を離れて生きていては、お前たちを祝福できないよ、私のところに帰っておいで~」と叫ぶ神様の心を伝えるために、遣わされた人たちです。
残念ながら、結局、預言者たちの警告にも関わらず、当時のイスラエルのほとんどの人たちは、神様に立ち返りませんでした。
そこで、今度は、神様は御子を送り、この方を信じる人はだれでも、神の民となれるようにしました。でも、目的は同じです。
今の時代、神様は、キリストを信じる人たちと親しい関係を持ち、この人たちがキリストの花嫁として、清い、愛に満ちた生き方をし、その中に神様の栄光の力が働くこと、その人たちの心の中だけでなく、実際の生活の中にも御国が来ること、を通して、周りの人たちも祝福しようとしておられるのです。
使徒4章
29節 主よ。いま彼らの脅かしをご覧になり、あなたのしもべたちにみことばを大胆に語らせてください。
30節 御手を伸ばしていやしを行わせ、あなたの聖なるしもべイエスの御名によって、しるしと不思議なわざを行わせてください。」
34節 彼らの中には、ひとりも乏しい者がなかった。地所や家を持っている者は、それを売り、代金を携えて来て、
35節 使徒たちの足もとに置き、その金は必要に従っておのおのに分け与えられたからである。
使徒の働きに登場する、当時のクリスチャンの特徴は、彼らは神様を熱心に愛し、神様に心から信頼し、祈り、また互いに心から愛し合っていた。そして、その中に、神様の偉大な力が絶えず働いていたということでした。
病気の人や身体の不自由だった人が癒され、盗みをしたり、うそをついたり、貪欲だった人たちの人生が変えられました。自己中心で攻撃的で肉的だった人たちが、親切で謙遜で、喜びと平安に満ち、喜んで人に仕える、柔和な人に、変えられたのです!
■A: 考えてみよう
2013年、今の私たちにも、この同じ原則が働いています。
私はイエスキリストの十字架の赦しを心から信じて、毎日神様と親しい関係をもっているだろうか?
神様の子供として本当に愛されていると心から感じ、また実際の生活の中でその愛の関係を体験しているだろうか?
神様の愛を毎日体験しましょう。そして、偽りのない愛で神様を愛し、神様の御国が自分の生活の中に表されるのを体験して行きましょう。
■P:祈り
天のお父様、イエスキリストの十字架の恵みの約束によって、私たちのいっさいの罪が赦され、神の子、神の民とされていることを感謝します!
今日、あなたと親しい関係をもたせてください。あなたから愛と励ましを受けて、まわりの人を愛し、彼らに仕えることができるようしてください。その中に、あなたの栄光を表してください。
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 とも子 】
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