■S:今日の聖書の言葉
マタイによる福音書15章10-11節(詩篇137章)
★ イエスは群衆を呼び寄せて言われた。「聞いて悟りなさい。口にはいる物は人を汚しません。しかし、口から出るもの、これが人を汚します。」
■O:今日のコラム
多くの場合、私達は人生を周囲の環境や自分の持っているものによって制限してしまう事があります。「これが無いから、この事が出来ない。」という風な言葉を口にする事があるものです。
もしも、きゅうりの種を毎日蒔きながら「私はスイカの収穫を願っているのに、うちの畑では、きゅうりしか実らない」と言っている人がいたら皆様はどのようなアドバイスをしますか?
誰でも「あなたの蒔いている種が問題なんだよ。スイカを食べたかったら、きゅうりの種を蒔くのを止めて、スイカの種を蒔く必要があるんだよ。」と答えるでしょう。
私達の人生においても同じ事が言えます。
なぜ私達は働きや健康、人間関係や人格において豊かな恵みの収穫を得たいと願いながらも、それを味わう事が出来ないのでしょうか?
それは、日頃から口にしている言葉に原因があります。
もし、批判や不満、つぶやきや不安、恐れや怒りをいつも口にしているなら、それにふさわしい実を私達は人生のあらゆる所で味わう事となってしまいます。
今日の箇所で主イエスは、「私達の口にはいる物が人を汚すのではなく、口から出るものが人を汚す。」と言われています。
私達の口から出る言葉は主の前に非常に大切なものです。
イエス様は別の箇所で「あなたが正しいとされるのは、あなたのことばによるのであり、罪に定められるのも、あなたのことばによるのです。」(マタイの福音書12章37節)とも言われています。
今日私達は言葉の大切さを心に覚えましょう。
そして、悪口や不満を私達の口から断つ「つぶやき断食」を共に実行しましょう。
さらに、何かを断つだけではなく、もっと積極的な面に目を向け、祈りと賛美と御言葉で私達の口を満たしましょう。すると主の聖い言葉が私達の心を満たす事となります。
■A:考えてみよう
今日、何かに対してつぶやきたくなる時、それを忍耐し、その代わりに祈りと御言葉を宣言しましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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