■S:今日の聖書の言葉
使徒の働き27章11節
★しかし百人隊長は、パウロのことばよりも、航海士や船長のほうを信用した。
■O:今日のコラム
パウロたちは、ローマに向けて船出しようとしていたところだったのですが、行く手には嵐が待っていました。
パウロは、百人隊長や船に乗っていた人たちに「皆さん。この航海では、きっと、積荷や船体だけではなく、私たちの生命にも、危害と大きな損失が及ぶと、私は考えます」(使徒27:10)と、そのように危険だと警告をしました。
全ての権限は百人隊長が持っていましたので、百人隊長の答えに期待をしましたが、百人隊長の答えは、1人の囚人の警告よりも航海士や船長の意見を信用したのでした。
この判断は、私たちから見ても当然そのようにするだろうなぁと思うのですが、パウロはただの人では無かったんですね。何が普通の人と違うのかというと、パウロには神様が共におられたんです。パウロは神様からの御声を聞いていたと信じます。神様と共にいたパウロには、危機的状況においての勇気、知恵、平安が与えられていました。使徒の働き27章10節は、まさに神様からのものだったのです。
航海士や船長の判断のように、私たちは自分が困難に会い、答えを見出せない、解決方法が分からない、誰かに助けてほしい、そのように難破しそうになった時、神様に祈ることをせず、神様により頼もうとはせず、まず周りの人たちに相談してしまうのではないでしょうか?先輩、上司、同僚といった経験が豊富そうな人たちに相談して、アドバイスをしてもらおうとするのではないでしょうか?なぜなら、自分の通った道を既にみんなは通っているから、解決方法を知っているだろうと思って、相談するんですよね。
しかし、必ずしも正解の答えをもらえる保証はどこにもありません。逆に、それを鵜呑みにして行動する時、多くの場合、失敗に終わるということがあるのではないでしょうか。
では、私たちは何を信頼していけばいいのでしょうか?何にこの身を任せていけばいいのでしょうか?正しい答えはどこにあるのでしょうか?それは、真理のみことばである聖書にその答えがあるのです。未来をも司る神様からのみことばです。
ですから、私たちは真理のみことばに堅く立ちましょう。みことばを信じ、みことばに生きる者となりましょう。そうであるならば、私たちは神様の御心を見る事となると信じます。主を愛し、主を信じ、主に依り頼んでいきましょう!
■A:考えてみよう
はじめに相談しなければならないお方は誰だろうか。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 てる 】
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