新宿シャローム教会 Shinjuku Shalom Church

■S:今日の聖書の言葉
テモテへの手紙第二4章6～8節

★私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現われを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。

■O:今日のコラム
シャローム！御国が来ますように！

第二テモテはパウロが書いた1番最後の手紙と言われています。4章6節では自分がもうすぐ殉教することを悟って、7節に続くことを見ると重みがあるといいますか、軽々しくこれを言っている訳ではないことが分かります。

人間いつ死ぬか分からないですし、いつ携拳が起こるのかも分かりません。なので、私がこの地を去るとき、私自身が「走るべき道のりを走り終えました」とパウロと同じように言える歩みをしているのか？と自分自身が点検する必要があります。

走るべき道は当たり前ですが他の人とは違います。「誰かと一緒にアレをしていたら良し！」でもなければ、誰かの真似も違います。

日本はみんな同じだったら良しといいますか、出る杭は打たれるような文化があるように思いますが(それがダメとは言いません)、神の国の文化はそうではありません。

「さて、主の囚人である私はあなたがたに勧めます。召されたあなたがたは、その召しにふさわしく歩みなさい。」（エペソ4:1）

「ですから、兄弟たちよ。ますます熱心に、あなたがたの召されたことと選ばれたこととを確かなものとしなさい。これらのことを行なっていれば、つまずくことなど決してありません。」(Ⅱペテロ1:10)

「こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、いっさいの重荷とまつわりつく罪とを捨てて、私たちの前に置かれている競走を忍耐をもって走り続けようではありませんか。信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。」（ヘブル12:1-2）

長期的な召し、少し先の召し、今日の召し、その日その日、自分がやるべきことをキチンとやることが走るべき道を走ること、召しを歩むことではないでしょうか。

走るべき道、召しは何でしょうか？それが分からなければまず神様に切に祈り、御言葉をいただき、ご自分の牧師先生、メンターに助言をいただきましょう。

今、世界も色々動いていますし、アジアも日本も動いています。私たちは自分自身がしっかり立てているのか？点検しましょう。

「ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、…」(エペソ6:13-14)

私自身の話しになりますが、先日、自分自身が神様に分かりやすくシェイクされることを経験しました。その時、あらゆることが「無」になりました。その中で、「自分はしっかりと立てていなかったんだ！」ということに気付かされました。

「万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。」（Ⅰペテロ4:7）

「私たちは、この地上に永遠の都を持っているのではなく、むしろ後に来ようとしている都を求めているのです。ですから、私たちはキリストを通して、賛美のいけにえ、すなわち御名をたたえるくちびるの果実を、神に絶えずささげようではありませんか。」（ヘブル13:14-15）

シェイクされる中で学んだことは、シンプルで、
・神様を愛すること
・御言葉と祈りの生活
・自分がするべきことをキチンとすること

でした。全ての人の召しは、祈りと御言葉の生活が土台です。その中でするべきことを全ての人が見い出していくことが出来ますように。

第二テモテ4章8節にあるように、走るべき道を歩むこと、召しを全うする、やるべきことをする先には義の栄冠を受けることが出来ます！報いがあります！

■A：考えてみよう
わたしの走るべき道、召しは何でしょうか？
日々、自分を点検し、ズレているならば御言葉に立ち返りましょう。

全ての聖徒たちが、走るべき道のりを走り、召しを全うし、義の栄冠を受け取ることが出来ますように！！

■P：祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まな 】