■S:今日の聖書の言葉
ナホム書1章3節

★…主の道はつむじ風とあらしの中にある。…

■O:今日のコラム
ナホム書には、当時のユダにとって脅威であったアッシリアの首都ニエベの陥落が預言されています。そして、その内容は、その書の名前の通り(ナホムは、「慰める者」という意味)、預言を通した慰めの書ともいえると思います。

ナホム書を読みながら、以前読んだ「生かされて」という本を思い出しました。その本は、ルワンダで自分の部族や家族が虐殺に合う中で、牧師の家の狭いトイレに7人の女性と身を隠し、奇跡的に生き延びた一人の女性の実話を綴った本でした。

歴史や昨今の世界情勢を見ていても、また、それとは比べものにはならないかもしれませんが自分の人生の中でも、神がいるのにこんなことはあり得るのだろうか、といった出来事に直面することもあります。

しかし、それらの理不尽な状況の中に、言い換えれば今日の箇所にある「つむじ風とあらしの中」には、必ず主の道を歩き続けた魂の存在があると思わされます。

信じようにも信じられないときに信じ続けた人や、誰もが諦めるときに諦めなかった人、祈りが聞かれないにも関わらず祈り続けた人が、主の道を歩み、主の御心を成し遂げてきたのだと思わされずにはいられませんでした。そして、そこには神でなければ絶対に起こりえない奇跡があり、神の業があらわされてきたのだと思います。

■A:考えてみよう
虐殺を生き延びた彼女は、「トイレに隠れてたときほど神様と近く深く話あったときはなかった。だから不思議なんです。絶対にあの状況にはもどりたくないけど、時々あのトイレが懐かしくて恋しくなるんです。」と本の中で当時を振り返っています。

未熟な私は、今はまだとてもその境地に至れそうにはありませんが、私に主が与えてくださった「つむじ風とあらしの中」で主の道を歩めるように、主に本当に出会うことができるように、また、それが何よりの幸いなのだと悟れる者となりたいと願います。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 れな 】

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