■S:今日の聖書の言葉

列王記 第一 13章17-18節(同14章)

★ というのは、私は主の命令によって、『そこではパンを食べてはならない。水も飲んではならない。もと来た道を通って帰ってはならない。』と命じられているからです。」彼はその人に言った。「私もあなたと同じく預言者です。御使いが主の命令を受けて、私に『その人をあなたの家に連れ帰り、パンを食べさせ、水を飲ませよ。』と言って命じました。」こうしてその人をだました。

■O:今日のコラム

今日の箇所は一見理解しにくい内容です。若い預言者が主の言葉を受けて王に預言を伝えました。彼は主から「パンを食べてはならない。水も飲んではならない。また、もと来た道を通って帰ってはならない。」と命じられていたのでその約束を固く守っていました。
 
しかし彼の所に老預言者が現れ、偽預言を伝えた結果、若き預言者はその言葉を信じてパンを食べてしまいました。その結果、主の裁きが下り獅子が道端でこの若き預言者を殺してしまったのです。

この内容を読む時、誰の目にも悪いのは老預言者ではないでしょうか?
しかし、なぜ若き預言者が裁きを受ける事となったのでしょうか?

一つ私達がこの箇所から学べる重要な教訓は、自分が主から語られた確信にしっかりとどまる、という事です。

私達が祈りや礼拝、御言葉を通して主からの語りかけを受け、その呼びかけに対して信仰の決心をする時、その後に人からのアドバイスや意見、預言を通して私達の確信が揺るがされるという事があります。

たとえば以前に、ある必要の為に熱心に祈っていました。その時、その様子を見ていた、知らない方から「聖霊様はもうその祈りを止める様に言われています。」という言葉が伝えられました。もちろんそこで祈りを止める事も出来ました。しかし、私達は確信にとどまり祈り通した結果、神様からの大きな答えを得る事となったのです。

もちろん、これは人のアドバイスを聞いてはいけない、預言をないがしろにしていい、と言っているわけではありません。しかし、私達は様々な意見に心が揺るがされる時、主が私自身に語っている言葉を第一に求める必要があります。

過去に主から受けた約束が今も続いている場合もあり、時には主は私達を次の領域へと導くために新しい道を示される事もあります。今、主が私に語っている事は何かを知る為に、日々聖霊様の満たしと導きを求め、主との親しい関係の中で語りかけと、揺らぐ事の無い強い信仰の確信を受け取り続けましょう。

■A:考えてみよう

神様は今、私に何を語っているでしょうか?
何を握り固く立ち、また何を手放し明け渡すように言われているでしょうか?
今日必要な語りかけを、祈りと御言葉を通して自分で受け取りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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