■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの福音書13章34節

★あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。

■O:今日のコラム
今日のヨハネの福音書13章で、新約聖書の教会時代において最も大切な戒めをイエス様が弟子たちに、そして私たちにお与えになりました。それは「互いに愛し合いなさい。」という戒めです。

しかし、この戒めは簡単に聞こえて最も高い基準の律法です。ヤコブは手紙でこの戒めを「完全な律法、最高の律法(ヤコブ1:25,2:8参照)」と呼んでいます。

この最高の律法は私たちの決心や努力、肉の力によってはとうてい達成出来るものではありません。私たちはどこまでも罪の性質があり、自己中心的な存在だからです。それ故、夫婦や親子、家族や教会の兄弟姉妹、どんな人との関係においても本当の愛をもって互いに愛し合う為には、イエス・キリストの絶対的な愛無しには不可能なのです。

それなのでイエス様はこの「互いに愛し合いなさい」という戒めについて「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」と言われています。この一言の御言葉に、聖書全体の戒めを集約した偉大なメッセージがあります。

かつてイエス様は律法学者から「律法の中で、たいせつな戒めはどれですか。」という質問を受けた時、「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。」という第一の戒めと、「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。」という第二の戒め、律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっている(マタイ22:36~40参照)と説明されました。この二つの偉大な戒めを一つにまとめたのが「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」という戒めです。

私たちは主イエスの愛を受け、主イエスとの愛の交わり、生きた愛の関係を持つ時にのみ、困難な中でも人を赦し、自己中心を捨てて人を思いやり、互いに愛し合う歩みをしていくことが可能となるのです。

主イエスは十字架に至るまで自分を捨て、私たちに完全な愛を与えてくださいました。また復活の力を受けてよみがえり、私たちに聖霊様を与えてくださいました。この御霊の実の第一の実は愛です。

今日共に、主イエスの十字架を見上げ、聖霊様の満たしを受けて、この御言葉を黙想し、この御言葉を日々の生活の中で実行していく力を主から受け取りましょう。

■A:考えてみよう

「あなたがたに新しい戒めを与えましょう。互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」(ヨハネ13:34)

この御言葉を10回声に出して音読し、思いの中で黙想し、またこの御言葉を今日実行出来るように主に祈る時間を持ちましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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