■S:今日の聖書の言葉
ダニエル書12章9~10節

★彼は言った。「ダニエルよ。行け。このことばは、終わりの時まで、秘められ、封じられているからだ。多くの者は、身を清め、白くし、こうして練られる。悪者どもは悪を行い、ひとりも悟る者がいない。しかし、思慮深い人々は悟る。

■O:今日のコラム
思慮深く悟らなければならない、今が終わりの時です。この箇所で「思慮深い人々は悟る。」とありますが、思慮深いとはどのような人なのでしょうか?

「夏のうちに集める者は思慮深い子であり、刈り入れ時に眠る者は恥知らずの子である。」(箴言10:5)

なぜ、夏のうちに集める者が思慮深いのでしょうか?それは、集められない冬が来ることを知っているからです。でも、知るだけではもちろん不十分です。知っているなら、備え行動をしなければ意味がありません。

それと同じように、終わりの時と知っているなら、私たちは実際の行動が変わらなければなりません。「身を清め、白くし、こうして練られる。」とあるように、知っているなら行わなければ何の意味もありません。

私たちは今、主が戻って来られても良い準備をしているでしょうか?

知っていても、出来ない性質が私にはあります。学生の時も、勉強しなければ良い高校に入れないと分かっていても、周りから「勉強しなさい」と言われても、勉強しないのは私です。そして、受験前に悟ります。本当に勉強すれば良かったと。そして、自分の蒔いた種を刈り取りました。

「あの時こうしてれば良かった。。」こんな風に後悔したことが、誰でもあると思います。でも、後悔してもしても、決して取り返しのつかない永遠の後悔が存在します。その刈り取りは耐えられるものではないでしょう。

「努力して狭い門から入りなさい。なぜなら、あなたがたに言いますが、入ろうとしても、入れなくなる人が多いのですから。家の主人が、立ち上がって、戸をしめてしまってからでは、外に立って、『ご主人さま。あけてください』と言って、戸をいくらたたいても、もう主人は、『あなたがたがどこの者か、私は知らない』と答えるでしょう。」(ルカ13:24-25)

私たちの内に、知っていても出来ない性質、妥協から抜け出すにはどうしたら良いのでしょうか?キャンプでしょうか?セミナーでしょうか?それらはきっかけにはなると思います。でも継続するためには、自分の決断しかありません。

「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ12:2)

この「心の一新」が私たちに毎日与えられますように。一日で変わる人なんていません。だから毎日自分が決断したことを、聖霊様に助けてもらう必要があります。

今が終わりの時と知っているなら、思慮深く悟り、「身を清め、白くし、こうして練られる」実際の行いをもって従っていきましょう!

■A:考えてみよう
・24時間私たちは誰に従い、何をしているだろうか?
・主の御心を知っていながら、従えていないことはあるだろうか?
・決断しなければならないことはあるだろうか?

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 おりえ 】

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