■S:今日の聖書の言葉
ダニエル書7章13~14節

★私がまた、 夜の幻を見ていると、見よ、 人の子のような方が天の雲に乗って来られ、年を経た方のもとに進み、 その前に導かれた。この方に、主権と光栄と国が与えられ、諸民、 諸国、 諸国語の者たちがことごとく、彼に仕えることになった。その主権は永遠の主権で、 過ぎ去ることがなく、その国は滅びることがない。

25~27節

★彼は、いと高き方に逆らうことばを吐き、いと高き方の聖徒たちを滅ぼし尽くそうとする。 彼は時と法則を変えようとし、聖徒たちは、 ひと時とふた時と半時の間、彼の手にゆだねられる。しかし、さばきが行われ、彼の主権は奪われて、彼は永久に絶やされ、 滅ぼされる。国と、主権と、天下の国々の権威とは、いと高き方の聖徒である民に与えられる。その御国は永遠の国。すべての主権は彼らに仕え、服従する。

■O:今日のコラム
「世界の終わりはいつ、どのようにやってくるのか」ということは、人類が知りたいと探し続けているテーマではないかと思います。

世の中はいつの時代にも「ノストラダムスの大予言」など、ありとあらゆる未来を言い当てるような「予言」と呼ばれるものの中に未来を探求しています。神を知らない者であったとしても、人間には「未来を知って、それに備えて生きたい」という願いが本能としてあるからではないかと思います。

全地宇宙の将来。それは、この全地宇宙を造られ、またそれを支配されている方以外に知るよしはありません。世の終わりのことは、「予言」と呼ばれる人間の知恵を通してではなく、天地を創造された神が人に御言葉を預けられた「預言」を通して知ることが出来ると信じます。その預言が聖書の中に与えられていることを感謝します。

残念なことに、終末について、またキリストの再臨について聖書の中の預言や黙示録を引用して「これこそが世の終わりだ!」と曲解した意見があったり、そのような意見の間で衝突があったり、「その日」というものがいつなのかを断言する意見が起きるなどして人々に混乱がもたらされたりします。また、公に語ると、何かしらの批判の対象になることも事実です。

けれども、キリストの再臨、またこの世の終焉は私たちにとって、論議や問題の種ではなく、キリストを知る者にとっては希望であることを今日覚えたいと願います。

主は預言者ダニエルに後の日についての幻を見せられました。「人の子のような方が雲に乗って来られ」(13節)とあるように、ダニエルが見せられたのはキリストの再臨についてでした。また、25節以降にあるように、神に向かって汚しごとを言う者が、最終的には神の御手によって打ち負かされ、聖徒にその権威が与えられる、とあります。ハレルヤ!確かな真理である聖書が神の圧倒的勝利、神の民の勝利を約束してくださってします!この真実は私たちに大いなる平安と喜びを与えてくれます。

私の息子がある時、「黙示録を読んで、終末が怖いと感じる人は神様との関係がまだない人じゃないかなぁ。神様との関係に平安がある人にとっては、終末は何も怖いことはないと思う。」と話しているのを聞き、なるほどその通りだと感じました。私たちにはキリストの来臨という将来と希望が与えられていること感謝します。

サタンはあらゆる手を尽くして私たちを、その走るべき行程からコースアウトさせようとします。彼らは少しずつ私たちをコースからずらしていきます。

「あなたがたの心が、 放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、 その日がわなのように、 突然あなたがたに臨むことのないように、 よく気をつけていなさい。」(ルカ21:34)

とあるように、この地上の事柄にあまりにも目が奪われ続けていると、また、あまりにもこの地上の事柄を思い煩い、その心が沈み込んでいるならば、走り続けているつもりだったその「走るべき行程」からそれてしまっていることがあります。

私たちは神が御言葉によって示してくださっているその希望のゴールを見据え、私たちの信仰のレースを完成してくださるイエス様御自身(イエス様の生き方、イエス様の信仰、イエス様の御言葉)を見つめ、日々、自分の生き方の軌道修正していきたいと願います。そのようにして、私たちは主の現れ、キリストを再臨を待ち望む者となりましょう!

「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。 かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。 私だけでなく、 主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。」(Ⅱテモテ4:6-7)

「けれども、私が自分の走るべき行程を走り尽くし、主イエスから受けた、神の恵みの福音をあかしする任務を果たし終えることができるなら、私のいのちは少しも惜しいとは思いません。」(使徒20:24)

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。--主の御告げ--それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。」(エレミヤ29:11)

■A:考えてみよう
自分は今、「走るべき行程」に立っているだろうか?
自分にとってキリストの再臨は希望だろうか?恐ろしいものだろうか?
イエス様は「その日」について、

「しかし、あなたがたの髪の毛一筋も失われることはありません。」(ルカ21:18)
「見よ。 わたしは、 世の終わりまで、 いつも、 あなたがたとともにいます。 」(マタイ28:20b)

と約束してくださっています。恐れることはないことを感謝します!それと同時に、

「あなたがたの心が、 放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに、 その日がわなのように、 突然あなたがたに臨むことのないように、 よく気をつけていなさい。その日は、 全地の表に住むすべての人に臨むからです。しかし、 あなたがたは、 やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、 人の子の前に立つことができるように、 いつも油断せずに祈っていなさい。 」(ルカ21:34-36)

とあるように、イエス様が「その日」のために何に気をつけるべきか、どのようにして備えるべきかも教えてくださっています。私たちはこのイエス様の御言葉をにぎり、主の安息へと入れるよう努めて(ヘブル4:11)いきたいと願います!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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