■S:今日の聖書の言葉
ヤコブ書4章11~12節

★兄弟たち。互いに悪口を言い合ってはいけません。自分の兄弟の悪口を言い、自分の兄弟をさばく者は、律法の悪口を言い、律法をさばいているのです。あなたが、もし律法をさばくなら、律法を守る者ではなくて、さばく者です。律法を定め、さばきを行う方は、ただひとりであり、その方は救うことも滅ぼすこともできます。隣人をさばくあなたは、いったい何者ですか。

■O:今日のコラム
私たちの信仰生活とは何かの教理や哲学を受け入れ、それを頭の中の知識としてだけ持って生きることではありません。毎日の生活の中で主イエスと共に生きた関係を持ち、主の教えを実行して歩むことにこそ信仰の命があります。ヤコブ書を通して、信仰とは実行することによって義と認められる。という大切な教えを学ぶことが出来ます。

しかし、歴史の中で様々な神学が形成された故に、このヤコブ書は価値の無い「ワラの書」と呼ばれ、聖典からも外される危機にありました。しかし、全ての御言葉の著者であられる御霊なる主は、この書を残し、今私たちの手元にこの御言葉が置かれていることを感謝します。

なぜヤコブは御言葉を実行することの大切さを強調して記しているのでしょうか?それは、このヤコブは主イエスの弟にあたる存在であり、幼い頃から主イエスの姿を見ていたからです。主イエスが家族の中でどのようにお仕えになり、どのように振るまい、また父なる神を敬い、人々に愛を実行していたかを間近で見て知っているからこそ、御言葉を実行することの大切さを記しているのです。

後に主イエスが十字架に架かり復活した後、ヤコブも復活の主イエスに出会い、信仰の目が開かれ、イエスを兄としてではなく、自分の救い主として受け入れ信じました。その時、御霊により啓示が与えられヤコブは気づいたでしょう。「全ての生き方を見ても、この方はまさに生ける御言葉なるお方だった。」と。

初代教会の時代、主イエスの別の名は「リビングトーラー(生ける律法なるお方)」と呼ばれていたと言われています。主イエスは律法を教えただけではなく、律法の本質を行って生き、律法を全うし、成就し、完成されたお方です。

またヤコブ書には口の言葉に関する教えも多く記されています。口の言葉を守ることはシンプルな教えですが、実行するのは非常に難しいテーマです。

日々、主のあわれみを受け、十字架の恵みにより頼み、自分の口から出る様々な不満やつぶやき、批判やうわさ話を十字架に釘付けにし、悔い改めをもって主イエスの血により口の汚れを洗われ、御霊の火により祈りの口として燃やされ続けようではありませんか。

主の御心にかなった口の言葉をもって、日々律法を実行して行くことが出来ますように。

■A:考えてみよう
私の口の言葉は毎日、何を話しているだろうか?悔い改めをもって、今日、私たちの口を主に捧げ、主の聖さにあずかりましょう。
また、生活の中においても多くの時間を異言で祈り、私たちの口を御霊なる主に治めていただきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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