■S:今日の聖書の言葉

2コリント4章 6節 (伝道者の書4章)
★「光が、やみの中から輝き出よ」と言われた神は、私たちの心を照らし、キリストの御前にある神の栄光を知る知識を輝かせてくださったのです。

■O:今日のコラム
聖書には、冒頭の創世記の「『光があれ。』(創世記1:3)」から始まり「光」に関する箇所が多く記載されています。そして、主を信じる者がこの世で「光」を持つ対象として存在しているということが多く言及されています。

「あなたがたは、世界の光です。山の上にある町は隠れることができません。(マタイ5:14)」、

「義人の道は、あけぼのの光のようだ。いよいよ輝きを増して真昼となる。(箴言4:18)」、

「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。(箴言4:18)」

一方で、こういった箇所を読むとき自分が歩んでいる人生との矛盾を感じるときがあることもあります。「光」であるはずの自分の人生が到底「光」とは思えないとき、「光」を主が支配しておられ、「闇」は主の支配外であり悪霊の支配下にあるという二極構造を思い描き、困惑することがあるかもしれません。

しかし、「光」を創られた主は同時に「闇」すらもそのあたたかい御手に収められていることを感謝したいと思います。自分の中にある「闇」と対峙するとき、そこは暗く途方もない場所に思えるときもありますが、驚くことにその最も暗い部分にも主がおられることを知るとき(詩編18:11)、私たちは大胆にその闇を認めることができるのではないでしょうか。そして、その時すでにその闇は光へと変えられていることを感謝します。

■A:考えてみよう

「たとい、私が天に上っても、そこにあなたはおられ、私がよみに床を設けても、そこにあなたはおられます(詩編139:8)。」

私たちがどこへいっても、どんな闇を抱えていても「光が、やみの中から輝き出よ。」と語りかけてくださること、またその闇にともに座してくだこと、どんな闇からも光を生み出すことのできる主に心から感謝します。今日、その恵みを大胆に受け取り一層主に近づいていきたいと願います。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 れな 】

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