■S:今日の聖書の言葉
エステル記9章22節（エステル記10章）
★自分たちの敵を除いて休みを得た日、悲しみが喜びに、喪の日が祝日に変わった月として、祝宴と喜びの日、互いにごちそうを贈り、貧しい者に贈り物をする日と定めるためであった。
■O:今日のコラム
ハマンの策略は見事に失敗に終わりました。ユダヤ人はこの記念すべき日をプリムと呼び、現代に至るまでこの日をお祝いし続けています。
プリムを毎年祝うことによって、神様がユダヤ人滅亡の危機から救ってくださったことを覚える為です。
私たちもこのプリムの日を通して、イエス様の十字架を覚えることが出来ます。
エステルはイエス様の雛形です。エステルは命がけで王に執り成しをしました。そのお陰でユダヤ人は滅亡することなく生き残ることになりました。
同じくイエス様も私たち全人類の為に命を捨ててくださいました。罪ゆえに滅びる運命であった人類の為にイエス様は救いの道を開いてくださいました。イエス様の十字架を信じる者は皆救われるのです。
イエス様を信じる前の私たちは希望が無く、喜びが無く、絶えず死の恐れに支配されていました。
しかし、イエス様が私たちの為に死んでくださったことにより、状況が一変したのです。私たちは死から永遠の命に移されました。もはや悲しみは無く、聖霊の喜びが私たちの心を支配しています。イエス様は十字架によって、敵であるサタンの頭を踏み砕いてくださったのです。イエス様はサタンに完全に勝利されました。
神様は十字架という愚かな方法を通して、勝利を与えられたのです。十字架は死刑の道具ですが、私たちが十字架を見るときに、それは希望のシンボルです。なぜなら、イエス様が死に勝利したからです。
サタンは私たちを絶えず攻撃して来ます。ときに絶対絶命と思われる出来事も人生の中でやって来ます。しかし、私たちはそのようなときにこそ十字架を見上げようではありませんか。
イエス様は人類の最大の問題である死に勝利されたお方です。どんなに敵の攻撃が大きくとも、イエス様の十字架の血潮を宣言するときに、私たちは必ず問題に勝利することが約束されています。
「主は、あなたに立ち向かって来る敵を、あなたの前で敗走させる。彼らは、一つの道からあなたを攻撃し、あなたの前から七つの道に逃げ去ろう。」（申命記28:7）
この御言葉はイエス様を信じる私たちに与えられています。攻撃はやって来ますが、私たちがイエス様の血潮を宣言する時に、敵は七つの道に逃げ去って行きます。
ですから、恐れずに信仰生活を歩んで行きましょう。
ユダヤ人がプリムを毎年祝うように、私たちクリスチャンは毎日イエス様の十字架による勝利をお祝いしましょう。十字架の力は偉大です。
今日も皆様の上にイエス様の豊かな恵みがありますように。
■A：考えてみよう
私たちに与えられているイエス様の十字架の力が、どれ程偉大なものであるか、今一度考えてみましょう。
■P：祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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