■S:今日の聖書の言葉
エステル4章14節、16節

★もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」

★「行って、シュシャンにいるユダヤ人をみな集め、私のために断食をしてください。三日三晩、食べたり飲んだりしないように。私も、私の侍女たちも、同じように断食をしましょう。たとい法令にそむいても私は王のところへまいります。私は、死ななければならないのでしたら、死にます。」

■O:今日のコラム
王の家来たちはみな、ハマンに対してひざをかがめてひれ伏しました。しかし、モルデカイはひざもかがめず、ひれ伏そうともしませんでした。

ハマンはモルデカイが自分に対してひざもかがめず、ひれ伏しもしないので面白くありませんでした。ハマンはモルデカイだけではなく、モルデカイの民族、すなわちユダヤ人全体を根絶やしにしようとしました。

モルデカイ自身もその計画を知り、灰をかぶり、断食を持って祈りましたが、王の側で生活しているエステルにもその計画を伝えたのでした。この時、召せれないで王の所に行く者は、死刑に処せられるという法令がありました。その法を犯す者は、王妃といえども死刑です。死んでも良いという覚悟がなければ王の前に行けないでしょう。

しかし、エステルは16節にあるように「私は、死ななければならないのでしたら、死にます。」という覚悟を持って、ユダヤ人に対するあわれみを求めるために王の前に行く決心をしました。エステル自身、この段階で自分のいのちを捨てる覚悟をしたことでしょう。しかし、このような同胞のために自分のいのちを捨てる覚悟をした祈りだったからこそ、王の心を動かす祈りになったと信じます。

「まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。」(ヨハネ12:24)

私たちもこの時代において、一人一人は神に定められて、今の場所に置かれています。

「神は、ひとりの人からすべての国の人々を造り出して、地の全面に住まわせ、それぞれに決められた時代と、その住まいの境界とをお定めになりました。」(使徒17:26)

私たちも王たる祭司として召されています。エステルと同様に、この時代にあって同胞(まだイエス・キリストを知らない家族、友人、隣人、同僚…等)のために、主のあわれみが彼らに注がれるように王なる神様の前に進んで行き、とりなし、祈って行きましょう。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネ3:16)

■A:考えてみよう
今日、エステルと同じような覚悟を持って、まだイエス・キリストを知らない家族、友人、同僚、隣人を覚えて祈って行きましょう!時に断食を持って祈って行きましょう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 あいこ 】

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