■S:今日の聖書の言葉
★ネヘミヤ記 12章43節(ネヘミヤ記11章)

こうして、 彼らはその日、 数多くのいけにえをささげて喜び歌った。 神が彼らを大いに喜ばせてくださったからである。 女も子どもも喜び歌ったので、 エルサレムの喜びの声ははるか遠くまで聞こえた。

■O:今日のコラム
新年あけましておめでとうございます!今日はユダヤ新年のロシュ・ハシャナです。ユダヤ暦5778年の幕開けです。主が素晴らしいことを成して下さる一年であることを信じます。

今日の聖書の箇所では、ネヘミヤ記の冒頭でネヘミヤが嘆いていた城壁の修復がついに完了し、城壁の奉献式を行う喜びの箇所になります。聖書の中で神殿の奉献式は良く知っていると思いますが、城壁の奉献式は本当に珍しいことだと思います。

城壁は石が積まれてできています。聖書で石はイエス様を指すことが多いですね。ヨハネ1:1によれば、イエス様はみことばであると言うことができます。つまり、神のみことばが一つひとつ積み重ねられた城壁の完成、すなわち、キリストの花嫁の完成の姿を見ることができます。

城壁が無い町は本当に無防備です。日本でもお城の周りには城壁が建てられ、敵の侵入を防ぐように作られています。私たちも目には見えないかもしれませんが、霊的な城壁があります。その城壁がボロボロに崩れているなら、敵は私たちの内なる人に攻撃し放題になってしまいます。

城壁を建てあげていくには自動的には建て上げられません。時には戦いながら城壁を一つひとつ築き上げ、敵の攻撃や妨害があって諦めそうになってもまた立ち上がって築き上げていく。今までのネヘミヤ記の中からそのような姿を学んできたと思います。

同じように、普段の生活の中でも私たちが神の国とその義とを第一として歩み、みことばと祈りの生活をあきらめること無く続けていくなら、私たちの城壁は強固にされていきます。

私たちの霊的な城壁が完成するなら、その喜びの声がはるか遠くにまで聞こえていくはずです。ともにみことばと祈りの生活を続けていきましょう。

■A:考えてみよう
自分の霊的な城壁はどのような状態だろうか。すぐに敵に侵入される状態になっていないだろうか。
みことばを通して霊的な目が開かれて、自分の霊的な城壁を見て、あまりの無残な状態に嘆くことができますように。

どのような無残な城壁の状態であっても、主は必ずそれを再建して下さるお方です。そのためには、まず自分の現状をしっかりと見つめ、一つひとつ主と共に城壁を建てあげて行かなければなりません。

それは本当に地味な事に思えるかもしれませんが、終わりの無いことではありません。
私たちは全体像を見ることはできないかもしれませんが、主の御声に聞き従う時、必ずそれは完全な形で完成を迎えると信じます。

ノアが100年かけて方舟を完成させたように、同じ忠実さを持って私たちの城壁が回復されていきますように。

具体的には、神の武具を毎日宣言していきましょう。

「終わりに言います。 主にあって、 その大能の力によって強められなさい。
悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、 神のすべての武具を身に着けなさい。
私たちの格闘は血肉に対するものではなく、 主権、 力、 この暗やみの世界の支配者たち、 また、 天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
ですから、 邪悪な日に際して対抗できるように、 また、 いっさいを成し遂げて、 堅く立つことができるように、 神のすべての武具をとりなさい。
では、 しっかりと立ちなさい。 腰には真理の帯を締め、 胸には正義の胸当てを着け、
足には平和の福音の備えをはきなさい。
これらすべてのものの上に、 信仰の大盾を取りなさい。 それによって、 悪い者が放つ火矢を、 みな消すことができます。
救いのかぶとをかぶり、 また御霊の与える剣である、 神のことばを受け取りなさい。
すべての祈りと願いを用いて、 どんなときにも御霊によって祈りなさい。 そのためには絶えず目をさましていて、 すべての聖徒のために、 忍耐の限りを尽くし、 また祈りなさい。」
(エペソ6:10-18)

そして、ゼカリヤ2:5を宣言しましょう。

「しかし、 わたしが、 それを取り巻く火の城壁となる。 −−【主】の御告げ−−わたしがその中の栄光となる。 』」

そして、毎日少しずつでもいいので、みことばを読み、祈るという、個人の礼拝の時間を主に捧げていきましょう。それが城壁を建てあげて行くという事になります。

■P:祈り
天のお父さん、私の城壁がどのような現状かを見せて下さい。壊れているところがあるなら、その場所を修復することができるよう、知恵と力を、また必要な資材を与えて下さい。
敵が来て私たちの心をくじくことが無いように、全ての悪いものから私を守って下さい。
主ご自身が御使いを遣わしてくださり、ゼカリヤ2:5にある火の城壁を私の周りに与えてください。
そして、人から教えてもらったことだけではなく、自分自身でみことばの中から直接神様の感動を受け取ることができるよう、助けてください。
私の城壁が主によって完全に修復され、天と地で喜びの声が湧き上がっていきますように。
イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします。アーメン。

【しゅん】

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