■S:今日の聖書の言葉
ネヘミヤ記9章3節

★彼らはその所に立ったままで、昼の四分の一は、彼らの神、主の律法の書を朗読し、次の四分の一は、告白をして、彼らの神、主を礼拝した。

■O:今日のコラム
シャローム!今日も主のことばを朗読し、主のことばに応答して歩む一日になりますように。

ネヘミヤ記の中には、ネヘミヤが直接神様から語られたという記事は一切ありません。彼は、親類からエルサレムの城壁が崩されて、そしりの中にあることを聞き、主の前に断食をし祈りますが、神様は、ネヘミヤに「エルサレムの城壁を再建せよ!」と命じることをされませんでした。

彼は祈る人でした。どんなことに関しても、まず主に祈ってから事を行っていました。しかし、ダビデやダニエルのように、神様からの直接なことばを聞いたということは、記述されていません。

では、彼にあったのは何でしょうか?それは、律法の書。神様のみことばです。

彼は、それを悟っており、心に刻んであったのでしょう。だからこそ、ネヘミヤの祈りからも読み取れるように、みことばに立ち返る悔い改めの祈りを彼は主の前に捧げました。そして、その後、彼は信仰をもって、城壁の再建を始めました。

ダビデが書いた詩篇のことば「それは、あなたの家を思う熱心が私を食い尽くし、あなたをそしる人々のそしりが、私に降りかかったからです。」(詩篇69:9)。このことばがネヘミヤの中にあったかのように、彼は城壁を再建します。献酌官という仕事をおいて、主の宮のために。

城壁が建て直されるためには、たくさんの困難も迫害も通りました。そして、長い年月と労力をかけて完成しました。

では、宮、そして城壁が建て直されたからといって、何か大きなことが起こったでしょうか?ソロモン時代のように、いけにえと礼拝がされたとき、主の栄光の雲が満ち、祭司たちが倒れたでしょうか?そのような記述はないですね。というのも、礼拝がまだ回復の時であったからかもしれません。

それだけでなく、イスラエルの民は主の宮と城壁を再建した後も、自分たちは独立することができず、今までと同じように、他の国(ギリシャ帝国、ローマ帝国)の支配下のままでした。それでも、イスラエルの民たちは、主の御前に出て悔い改め、主の律法に歩むことを固く決断しました。

主のために宮を建てたにも関わらず、環境は変わらない。それでも、イスラエルの民は、律法を守り、主を待ち望んでいました。待つこと、400年以上。イエス様が来られました。

多くのイスラエルの民は気がつかなかったけれど、律法を守り、主のみことばを信じ、待ち続けていた、ゼカリヤ、エリサベツ、シメオン、アンナは見ました。主のみことばが成就することを。

私たちの人生でも同じようなところを通っていると思います。イエス様が再臨されるその約束を信じ、宮を建て直し、城壁を建て直し、主を思い、主に仕え、、、しかし、環境は良くならない、いっこうに変わる気配がない。祈っても、何も現象が起こらない。礼拝していても、主の栄光の雲がおりてこない。

それでも、私たちは、みことばを朗読し、悔い改めをもって告白し、みことばを守り、祈り、待ち続けましょう。私たちが日々、主と交わり、主のみことばに歩むことは、主の道を整えていることであることを覚え、ますます主のみことばを愛し、イエス様を迎えましょう。主は、忠実で誠実な者に主のみことばの成就を見させてくださいます!

■A:考えてみよう
ネヘミヤのように、みことばを私たちの心に刻み、主を思い、主に仕えていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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