■S:今日の聖書の言葉
エズラ6章14節
★ユダヤ人の長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言によって、これを建てて成功した。彼らはイスラエルの神の命令により、また、クロスと、ダリヨスと、ペルシヤの王アルタシャスタの命令によって、これを建て終えた。
■O:今日のコラム
クロス王によって主の宮の再建命令が出ていましたが、敵の妨害によって主の宮の再建が遅れていました。
ダリヨス王の時代になって、預言者ハガイとゼカリヤの預言によって、ゼルバベルとヨシュアが立ち上がりました。主の宮の再建は彼らを中心に急ピッチで進められていきました。
その間にも総督タテナイとシェタル・ボズナイの妨害にも合いましたが、彼らの妨害にも見事に勝利し、主の宮を建て終えることができました。
なぜ、ゼルバベルとヨシュアは最後まで敵の妨害に負けることなく、主の宮の建設を成し遂げることが出来たのでしょうか?ハガイの預言にその答えがあると思います。
次の箇所を見てみましょう。
「そのとき、主の使いハガイは、主から使命を受けて、民にこう言った。『わたしは、あなたがたとともにいる。-主の御告げ-』
主は、シェアルティエルの子、ユダの総督ゼルバベルの心と、エホツァダクの子、大祭司ヨシュアの心と、民のすべての残りの者の心とを奮い立たせたので、彼らは彼らの神、万軍の主の宮に行って、仕事に取りかかった。」(ハガイ1:13-14)
ゼルバベルとヨシュアはハガイの預言によって心を奮い立たせることができました。
「わたしは、あなたがたとともにいる。」この一言は本当に大切な主の言葉です。彼らはこの主の言葉に信頼したからこそ、主の宮の再建を成し遂げることができたのです。
私たちクリスチャンもこの主の言葉に信頼し、行動しなければなりません。私たちは神様の為に熱心に仕えようと行動しますが、時に私たちは自分の力で奮い立ち、神の働きを成し遂げようとしてしまうことがあります。たとえ目的が神様の為だったとしても、この神様の言葉に信頼しなければいつかは倒れてしまいます。
私たちが最後まで主の御心を成し遂げる為には、絶えず主の言葉によって奮い立つことが必要です。万軍の主が私たちとともにおられるならば、私たちはどんなこともできるのです。
イエス様もこのように言っています。
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ28:20b)
イエス様がともにおられるということは、御言葉が心の内にあるということです。困難な状況がやってきたとしても、御言葉が心の内にあるならば、必ず御言葉によって奮い立つことが出来ます。
終わりの時代、御言葉を心に蓄えることが困難な時代に入ってきています。いよいよ目を覚まして御言葉を第一にする生活に入っていきたいと思います。
今日も1日、皆様の上にイエス様の豊かな恵みがありますように。
■A:考えてみよう
イエス様に信頼する信仰の歩みとは、具体的にどのようなものでしょうか?
今一度考えてみましょう。
■P:祈り
愛する、イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あきひろ 】
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