■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書24章21節a

★しかし私たちは、この方こそイスラエルを贖ってくださるはずだ、と望みをかけていました。

■O:今日のコラム
長い信仰生活の道のりを辿っていくと、時に「なぜ?どうして?」といったことに直面することもあるかと思います。友人の癒し、祈り続けてきた人の信仰告白、家族の和解など、信仰からきたと思っていた切なる願いがときにかなわず意気消沈してしまう、そんなときがなければいいのですが、誰の人生にも一度はあるのではないでしょうか。

今日の聖書の箇所にでてくるこの二人の弟子も、そんな状態であったのではと思わされます。その二人の心は「望みをかけていました」、つまり「以前は望みをかけていたけどもう望みをかけることができなくなってしまった」という一言に集約されているのではと思わされました。

そんな二人に対して、イエス様は、ただ否定するわけでもなく肯定するわけでもなく隣を歩き、「歩きながらふたりで話し合っているその話は、何のことですか」と話しかけられます。

私たちは、誰かの失望や落胆を見るとなんとか問題解決をすべく、自分たちが知っている解決法やうまくいった事例を伝えがちですが、それがたとえ親切心からきていたとしても、痛みが増してしまう結果になりかねません。

すべての問題解決を持っておられるイエス様でさえ、その二人にしたことはただ寄り添いともに歩くことでした。その失望を責めることなく、「何に失望しているのか」「何があなたに起きたのか」と尋ねてくださる、その優しさとその愛の方法に感謝するばかりです。

■A:考えてみよう
「何に失望しているのか」「何があなたに起きたのか」、そう今日もイエス様が私たちに語り掛けてくださり、すぐそばをともに歩いてくださっていると信じます。
その声を聞き取ることができる一日でありますように。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 れな 】

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