■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書8章15節

★しかし、良い地に落ちるとは、こういう人たちのことです。正しい、良い心でみことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて、実を結ばせるのです。

■O:今日のコラム
信仰とは私たちの熱意や信念の強さによって生み出されるのではなく、主の御言葉を聞くことから始まります。

「そのように、信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです。」(ローマ10:17)

御言葉を聞くこと、特に「キリストについてのみことば」別訳では「キリストのことば」を聞くことは私たちの信仰が成長し、キリストの弟子として歩んでいくために重要なことです。創世記から黙示録まで聖書の全てがキリストについての御言葉であり、キリストを啓示しています。聖書の中心はイエス様ご自身だからです。

しかし、その中でも、四福音書はイエス様が直接語られた御言葉であり、四福音書を通して主イエスが2000年前に語った御教えを今でも生きた言葉として聞くことが出来、続けて四福音書を朗読する時、私たちの信仰の進歩は目に見えて明らかになるでしょう。

私たちが御言葉を聞く方法はもちろん聖書を開き読むことですが、その中でも口に出して音読し、朗読することは大きな力となります。それは、信仰の土壌に御言葉の種を蒔く作業であり、種を蒔いたなら必ず後にその実を結ぶこととなります。

時には朗読すると共に、御言葉を深くじっくりと調べ、掘り下げることも必要ですが、単調に朗読するにしても、深く掘り下げるにしても、いずれにしても私たちに必要な信仰の姿勢は「正しい、良い心でみことばを聞く」ことです。

そして、聞いただけではまだ実を結ぶに至りません。イエス様は「それをしっかりと守り、よく耐える」ことによって実を結ぶと教えておられます。御言葉を守り実行するには祈りが必要です。「この御言葉に従順する者となりたいです。主の御言葉に従う為の力を下さい。」と祈る時、神の恵みにより聖霊の力をもって御言葉に従順する為の力が与えられます。

初代教会の信仰が強かった理由に、初代教会を研究した聖書学者達によると二本の柱があったと言われています。それは「御言葉を聞くこと」と「御言葉を行うこと」です。イエス様の教え、パウロや、ヤコブ、ペテロ、ヨハネ、の手紙を注意深く読むと随所に「御言葉を聞き、行う」ことの重要さが記されています。

私たちは主イエスの十字架の恵みにより神の家族とされました。イエス様の家族としての生き方は神の言葉を聞き、行うことにあります。

「ところが、イエスは人々にこう答えられた。『わたしの母、わたしの兄弟たちとは、神のことばを聞いて行う人たちです。』」(ルカ8:21)

■A:考えてみよう
今日、主の語りかけ、生きた御言葉を聞くために、聖書の言葉を朗読しましょう。どこから読んだら良いか分からない場合、マタイ5章~7章の山上の垂訓を読むことをお勧めします。
そして、その御言葉を実行することが出来る様に、主の御前に祈り、御霊による力を新たに受けましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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