■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書2章40節
★幼子は成長し、強くなり、知恵に満ちて行った。神の恵みがその上にあった。
47節
★聞いていた人々はみな、イエスの知恵と答えに驚いていた。
52節
★イエスはますます知恵が進み、背たけも大きくなり、神と人とに愛された。
■O:今日のコラム
シャローム!御国が来ますように!昨日からルカの福音書と平行して箴言の通読も始まりました。箴言は知恵の書と言われる書簡です。
イエス様のご性質、神の御名の1つは「知恵」です。イエス様ご自身が知恵のお方、知恵の源となるお方です。キリストのうちに知恵があり、また宝があります。
「しかし、ユダヤ人であってもギリシヤ人であっても、召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。」(Ⅰコリント1:24)
「キリストは、私たちにとって、神の知恵となり、また、義と聖めと、贖いとになられました。」(Ⅰコリント1:30b)
「ああ、神の知恵と知識との富は、何と底知れず深いことでしょう。そのさばきは、何と知り尽くしがたく、その道は、何と測り知りがたいことでしょう。」(ローマ11:33)
「知恵に富む唯一の神に、イエス・キリストによって、御栄えがとこしえまでありますように。アーメン。」(ローマ16:27)
「このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。」(コロサイ2:3)
「彼らは大声で言った。『ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。』」(黙示録5:12)
ヨセフも知恵をもってエジプトを治め(創世記41章参照)、箴言の著者、ソロモンは知恵を願い求め、イスラエルを治め(1列王記3章参照)、ステパノも知恵によって議論し、対抗できる者はいませんでした(使徒6章参照)。
私たちもそれぞれ召された場所、置かれた場所、治めるべきことがあります。
どのようにして治めていくことができるのでしょうか?それは、「神の知恵をもって」です。では、どのようにして、神の知恵を持ち、知恵を得ることができるのでしょうか?それは「聖書、御言葉から」です。
「初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。」(ヨハネ1:1)
御言葉は、イエス・キリストご自身です。御言葉は私たちの第一であり、最高権威です。御言葉よりも上に来るものがあっては絶対にいけません。
「愚かさは子どもの心につながれている。懲らしめの杖がこれを断ち切る。」(箴言22:15)
「どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。
また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、
また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。」(エペソ1:17-19)
学生時代に「聖書を読んでも分からないから、読みたくない!」と信仰の先輩に言ったことがあります。「でも、聖書はイエス様ご自身で、分からないから聖書を読まないのは理由にならないよ。いつまでたっても分からないままだよ。」と言われました。
私たちの心は「愚かさ」につながれていて、目が覆われているため、罪が何であるか、義(神の正しさ)が何であるか、真理が何かを悟ることができません。また、今日するべきことさえ分からないのです。
「この御言葉を知っている」「メッセージでこのように言っていた」そのような心ではなく、へりくだった心、教えられやすい心、「私には御言葉が今日新しく必要です!」そのような態度で御言葉、神の知恵を得ていくことができますように。
「神へのいけにえは、砕かれたたましい。砕かれた、悔いた心。神よ。あなたは、それをさげすまれません。」(詩篇51:17)
イエス様を死から復活させた御霊の力が私たちに与えられていること(これはすごいこと!)に信仰を置き、知恵と啓示の御霊を切なる心で願い求め、御霊の力を受け、目の覆いが少しずつでも取り除けられますように。御言葉(聖書)から「神の知恵」を得ていくことができますように。置かれた場所を神の知恵をもって治めていくものとなりましょう。
イエス様ご自身も、知恵が進んでいく中で神にも人にも愛されたと書かれている通り(ルカ2:52)、私たちが知恵を得ていく中で、今まで以上にキリストの愛が形造られていくことを信じます!
■A:考えてみよう
・知恵の源、イエス様ご自身(御言葉、聖書)から知恵を受け取っていきましょう。
・知恵を受け取るために、御言葉を第一、最高権威とし、へりくだった心、教えられやすい心、砕かれた心を持つことができますように。
・知恵を得ていく中でイエス様のように、知恵のある治める者へと造り変えられていきますように。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 まな 】
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