■S:今日の聖書の言葉
歴代誌第二15章~16章全体

■O:今日のコラム
ここはユダのアサ王の記事です。15章でのアサ王は、素晴らしい王として描かれています。彼は主の前にへりくだった王でした。

クシュが圧倒的に多い軍勢で攻めてきた時にも「力の強い者を助けるのも、力の弱い者を助けるのも、あなたにとっては変わりありません。」と言って主により頼みました。自分の力ではなく、ただ主の力強さに信頼することこそ、真実なへりくだりの姿です。

そんなアサ王が16章においては、自分の戦略と財産に頼んで、主により頼まなかった事が書かれています。世の知恵では賢い作戦であったとは思います。しかし、この事を主はお責めになりました。

勝利し、成功していったアサ王の心に生まれたのは、高ぶりだったのです。アサ王は、予見者ハナニがこの忠告をした時に怒り、彼を捕らえてしまったのですが、この出来事によってその高ぶりが明らかになったのです。彼の信仰の歩みが病んでしまったために、12節では肉体においても彼の両足は病んでしまいました。

ある牧師は、こんな幻を見ました。山登りをする幻だったそうです。最初は楽しく歩いていました。しかし、上に行くと風が強くなり、とても立って登ることができず、身を低くして登り続けました。 上に行けば行くほど風は増し加わり、ついにひれ伏してほふく前進となったそうです。

私たち信仰者の歩みも同じです。上に行けば行くほど身を低くしなければ、聖霊の風にも、批判や迫害の風にも耐えることはできません。御前にひれ伏して礼拝する者となっていかなければ山(山は多くの場合礼拝の場を指します)の上に登り続けることはできないのです。

■A:考えてみよう
悔い改めとへりくだりの習慣を身につけよう。
砕かれた心を持った礼拝者として、信仰の山登りをする。

■P:祈り
悔い改めの霊、さばきの霊を注いでください。砕かれたたましいで歩むことができますように。
山の上、あなたの近くに行くことができますように。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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