■S:今日の聖書の言葉
エペソ人への手紙29~30節
★悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。
■O:今日のコラム
聖霊様が臨む時、私たちは力を受けます。また聖霊様を通して多くの天の賜物が私たちに与えられます。しかし、聖霊様ご自身は、何かの力や賜物だけの存在ではなく、人格を持った三位一体の神なるお方です。私たちは父なる神を敬い、イエス様を愛するのと同じく、聖霊様を愛し敬うことが大切です。
今日の箇所には「神の聖霊を悲しませてはいけません。」と記されています。何が聖霊様を悲しませるのかというと、その前に記されている「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。」という言葉に行き着きます。他にも聖書の数多くの箇所から御霊の働きと口のことばは密接に関わっていることを知ることができます。
私たちは「口のことば」に関して自由に振るまい、特に気にもしない場合があります。不信仰な言葉や悪い冗談、汚れた言葉やうわさ話や批判を平気で口から出してしまっているかもしれません。しかし、それらは聖書の基準から言うと「偶像礼拝」にあたり(エペソ5:3-5参照)、聖霊様を悲しませ、御国を相続できない罪にあたります。
第一テサロニケ5章16~19節には「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。御霊を消してはなりません。」と記されており、「御霊を消してはなりません。」とは別訳においては「御霊を制限してはならない。」「御霊を止めてはならない。」と記されていました。
つまり、口の言葉と聖霊様の炎が私たちの内に燃え上がることは密接に関わっており、私たちが「いつもつぶやき、全く祈らず、すべての事について不満を言う」なら御霊の働きは止められ、御霊の火は私たちの内から消えて行きます。
しかし、「いつも喜び、絶えず祈り、すべての事について感謝する」なら、御霊の炎は私たちの内から燃え上がり、私たちの人生を通して多くの聖霊様の働きがなされて行くのです。
主イエスの弟子たちが御霊の賜物を受けた時、第一に口のことばに関する「異言」の賜物を受けたのは偶然ではありません。口が主により治められる時、私たちの人生全体に神の統治がもたらされることとなるのです(ヤコブ3章全体参照)。
■A:考えてみよう
今日私たちの口を祈りと御言葉、賛美で満たしましょう。それが御霊に満たされて生きる為の重要な秘訣です。異言の賜物を受けている方は最低でも10分は、異言を用いて祈りましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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