■S:今日の聖書の言葉

テトスへの手紙3章14節(エレミヤ書52章)

★ 私たち一同も、なくてならないもののために、正しい仕事に励むように教えられなければなりません。それは、実を結ばない者にならないためです。

■O:今日のコラム

かつて一生懸命働きをして多くの人々が燃え尽きたり疲れ果てる経験をする中で、最近の教えの流れは一生懸命努力したり働きをするより、もっとリラックスして上手く主のための働きをしよう、というような風潮があり、一生懸命祈ったり、主の働きに励む事が愚かな事の様に思われる傾向がある事を感じます。

しかし、聖書を読めば、あれ程熱心に主の働きをしていたパウロはなおも「なくてならないもののために、正しい仕事に励むように教えられなければならない。」と言って一生懸命励む事の大切さを教えています。

また旧約聖書の中でヒゼキヤ王は、堕落し霊的に荒廃したイスラエルを建て直す為に、彼が王に就任した時まず第一に主への礼拝を回復しました。

その中で主に仕えるレビ人達を集めて彼らを励ますのですが、ヒゼキヤ王は彼らに「今、私の願いは、イスラエルの神、主と契約を結ぶことです。・・・子たちよ。今は、手をこまねいていてはなりません。」(歴代誌 第二 29章10-11節)と言いました。

この「手をこまねいてはならない。」という言葉は別訳では「今は身を休めてはいけない。」と書かれていました。このチャレンジによってレビ人達は奮い立ち、主への真実な礼拝を回復していく事となるのです。

主にあって努力し、励む事は決して悪い事ではありません。働きや人生はよくマラソンに例えられますが、マラソン選手も初めから力を抜いて走っていたら絶対に良い成果は得られません。

彼らはゴールを目指して全速力で走ります。パウロは別の箇所では「労苦した農夫こそ、まず第一に収穫の分け前にあずかるべきです。」(テモテへの手紙 第二 2章6節)と言っていて、労苦には豊かな収穫の報いが用意されている事を教えています。

主にあって努力する時、たとえつまずき倒れる事があっても必ず主は前進する為の新しい満たしと力と知恵を私達に与えて下さいます。まずは何よりも主の臨在の中に留まる事に力と心を注ぎましょう。

■A:考えてみよう

ヘブル人への手紙4章11節には「安息に入るように力を尽くそう」と書かれています。

「あらゆる努力をして安息する」とは矛盾している事の様に聞こえるかもしれませんが、私達が主の栄光の中に留まるためには、時間を捧げ、心を捧げ、あえてその時を設ける努力が必要です。今日力を尽くして主と共に過ごす時間を持ちましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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