■S:今日の聖書の言葉
ガラテヤ2章18~19節

★けれども、もし私が前に打ちこわしたものをもう一度建てるなら、私は自分自身を違反者にしてしまうのです。
しかし私は、神に生きるために、律法によって律法に死にました。

■O:今日のコラム
パウロは、一度打ち壊した物をもう一度建ててはならない、と教えています。この建築物は私たちの古い生き方、考え方であると言えます。「何」に従って生きているか?が重要です。その従っている「何」かのための城壁が築かれるからです。

自己中心や肉に従って生きるなら、悪の城壁(聖書では要塞と言います)を建て、主に聞き従って生きるなら、自分の内に、主の住まわれる新しい都エルサレムの城壁を建てるのです。マタイ7章では、これを賢い人であると言っています。

罪の奴隷となっていた時の自分の内の城壁は、エリコの城壁にたとえることができます。神の民が約束の地を相続するために、まず戦わなければならなかったのはエリコという難攻不落のいにしえからの城塞都市だったのです。これは神の民の叫び声によって人の手によらず崩されました。私たちの内の古い人のたましいの都市も、人の手によらず、神の手によって、キリストの血の力によって打ち壊されるのです。キリストの血は全ての悪から私たちをきよめます。

その時には、神の民である私たちが叫ぶことはとても重要な事です。叫ぶ時に自分のプライドの壁が崩されます。神の御胸に全てを委ねて飛び込んで行くことが出来るのです。どこで叫んだら良いでしょう?ぜひ教会に行ってください。私たちが叫び声を上げることができる場所は、そんなに多くはないはずです。

私たちは神の建物です。新しい栄光の建物、生ける神の宮が建てあげられ完成させられることを願うでしょうか?いえ、それこそ私たちの願いではないでしょうか?私たちは主ご自身を歓迎し、主を住まわせる神の家なのです。

主は、ご自身のいこわれる家を探しておられます。私たちのただ一つのことは、主と共にその家に住まい、主とともに過ごすことではないでしょうか?ならばまず、神の喜ばれない古い建築物が徹底的に破壊されなければなりません。そうせずに新しい建物を建てることは出来ないのです。神に叫び声を上げ、悔い改めの叫び声を上げましょう!

それとともに、新しい城壁が築かれる時にも私たちは叫び声を上げましょう!新しいいのちが生み出される時に、母は産みの苦しみとともに叫び声をあげるのです。この城壁はいのちなのです。それは苦しみ、困難、試練の先にあるので、それを父に委ねて乗り越える時に叫ばずにはいられないはずです。(と言っても心の中で、となることが多いでしょう。多くは生活の場で起こるものですから)

イエス様も十字架という苦しみを父に委ねて乗り越える時に大きく叫ばれたのです!

■A:考えてみよう
花嫁の完成は、城壁の完成なのです。雅歌の8章は、花嫁の完成を表していますが、そこで花嫁は自分のことを「私は城壁」と宣言しています。

主を愛し主とともに住まうこと、主とともに生き、主とともに歩むことを願いましょう。神の愛が私たちを奮い立たせ、愛によって信仰が働き、強められます。神の慈愛が私たちを悔い改めに導き、神の愛が私たちを建て上げていきます。だからこそ叫ぶのです。

叫んで悔い改め、叫んで主を礼拝し、御心を行い御心を成し遂げるために、試練の中で主に自分を委ね、また叫ぶのです。

■P:祈り
一切の悪の城壁、古い建物を打ち壊してください。悔い改めの霊を注いで、御霊によって罪を示してください。叫び声を上げて悔い改め、古い物が壊される瞬間を味わい体験することが出来るようにしてください。

また、御心を行うことに対しての飢え渇きを与えてください。試練に会う時、その先に新しいいのち、あなたとのもっと深い関係が生み出されるという尊い報いがあることを信じ、それがこの上もない喜びと悟ることが出来るようにさせてください。

心の中であなたに叫び声を上げ、全てを委ねることが出来るようにさせてください。イエス様が歩まれた道をたどります。自分を捨て、日々自分の十字架を負ってあなたについて行きます。

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 まじまこ 】

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