■S:今日の聖書の言葉
Ⅱ列王記24章2節
★ヨアシュは、祭司エホヤダの生きている間は、主の目にかなうことを行なった。
■O:今日のコラム
北イスラエルにおいてアハブとイゼベルに裁きが下された後も、その血筋は絶えることなく、イゼベルの血族のアタルヤという女君主が、今度は南ユダ王朝に多大な影響を与えます。
アタルヤは聖書に悪女と記されていますが、彼女はダビデ王の血筋を持つ王家の子供たちを虐殺し、ダビデの家系からメシアが来ることを止めようとします。これは正にサタンによる働きであり、神に対する大きな反逆です。アハブ、イゼベルから繋がる偶像礼拝と、神に背く生き方は何世代にも渡って、神の民に対していかに深刻な影響をもたらすかと思わされます。
しかし、アタルヤの圧政の中で祭司エボヤダが奮い立ち、ユダの王国を正しく回復へと導きます。祭司エボヤダは、ダビデの血族にあたるヨアシュをかくまい、王座をアタルヤから奪い返し、ヨアシュを王として立てました。
上記の御言葉にあるように、祭司エボヤダの生きている間という限定的な期間ではありますが、ヨアシュ王と祭司エボヤダが共に働きユダの王国に神の統治がもたらされました。
現在、私たちは主イエスの十字架の血潮により、王である祭司のつとめを受けています(1ペテロ2:9、黙示録5:9~10 参照)。私たちが主にある統治権をもって、家庭や働きやミニストリー、任せられた領域を治めることが出来るのは、真の王の王、永遠の大祭司である主イエスと共に歩む時のみです。
ヨアシュ王が祭司エボヤダの死後に不忠実になったことから学び、私たちはどのような時にも、いのちの日の限り主イエスと共に歩むことを心に決心しましょう。
■A:考えてみよう
日々、御言葉に立ち、祈りの生活を継続して持ち、主イエスから目を離さず歩み続けましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しんご 】
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