■S:今日の聖書の言葉
マタイの福音書16:23

★しかし、イエスは振り向いて、ペテロに言われた。「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」

■O:今日のコラム
ハレルヤ!今日も1日、私たちは神様のこと思い行動していきましょう!

ペテロがサタン呼ばれしたお話は皆さんよくご存知です。
「あなたは、生ける神の御子キリストです。」と答えて、イエス様に「あなたは幸いです。」と言われた直後に、「下がれ。サタン。」と言われてしまいます。

では、ペテロが幸いな者からサタンとまで呼ばれるこの間に何が起こっていたのでしょうか?それは、21節にありますが、イエス様はご自身が苦しみを受け、殺され、葬られ、でも3日目によみがえることを初めて弟子たちに伝えたことです。

ユダヤ人たちは、どんなに無学な者、たとえ羊飼い、漁師であったとしても、子供のころに、聖書(私達の旧約)を読む、または、最低でも聞きはします。なので、どんなに無学であったとしてもユダヤ人であれば、彼らの国を救ってくださる救い主、油注がれた王、メシヤ(ギリシャ語ではキリストと訳されています)が来れる預言を知っていました。だから、羊飼いたちもイエス様がお生まれになった時、天使が「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。(ルカ2:11)」と語られた後、すぐに会いに行きました。もし、天使から伝えられたこの言葉の意味がわからなかったら、会いに行ってなかったと思います。「救い主?キリスト(メシヤ)?なんのことだ?」と顔を見合わせて、なんかの不思議な夢で終わってたかもしれません。しかし、羊飼いでさえ、メシヤが来ることを知っていました。なので、同様に、ペテロ含め弟子たちもメシヤが来ることを知っていました。そして、イエス様と共に過ごし歩んでいくうちに、この方は本当に来るべきメシヤであることに確信を持ちます。なので、イエス様が、弟子たちにわたしをだれだと言うかと聞いた時に、ペテロは大胆に、あなたこそ、私たちを救ってくださる油注がれた方、メシヤです!と答えました。

しかし、ペテロは他の多くのユダヤ人と同じようにメシヤがどういう方であるかを悟っていませんでした。ユダヤ人にとって、メシヤは、ヒーロー的な存在です。私たちを敵から救ってくれる英雄。そして、ユダヤ王国を確立してくれる王様だと。

なので、メシヤが苦しむ、殺される、ましてや死んでしまうなんて彼らにとってはあり得ないことでした。イエス様は3日目によみがえるとまでちゃんと弟子たちに伝えましたが、たぶん、彼らは殺されるっていうことが衝撃すぎて、思考がストップしてて、よみがえるなんて話は頭に入りもしなかったと私は思います。だから、ペテロは、「そんなことが、あなたに起こるはずがありません。」とイエス様にいいます。よみがえりは栄光なことなので、そのことは起こってもいいと思いますが、その前に苦しめられ、殺される、そんなことは、メシヤに起こるはずはないとペテロは思ったのでしょう。

これが、ペテロとユダヤ人たちの盲点です。メシヤは苦しめられることはない。栄光の王様だから。しかし、もし、本当に神様が預言者を通して語ったみことばを読み悟っていたなら、特にイザヤ書では、はっきりとメシヤはまず救いの為に、苦しみを受け死なれることを知っているはずで、イエス様をなだめることをしなかったでしょう。しかし、ペテロと弟子たちにはそれが理解できず、神様の本当の計画を知らずに、イエス様をなだめようとし、神様のみこころから外れ、人間の思いで行動しました。

■A:考えてみよう
私たちは悟らないものではなく、主のみこころを聖書から明確に受け取り、主のこころをもって行動していきましょう。日々、みことばを読むときに、聖霊様を歓迎し、知恵と啓示をもって、ますます主の心とその計画を知り、この時のペテロではなく、後のペテロ、聖霊様を受けたペテロのように、神様のみこころを行っていくものになりますように!
そして、まだ目が開かれていないユダヤ人のためにも祈りましょう。彼らが旧約聖書(トーラ)を読む時に、知恵と啓示の御霊が注がれ、旧約聖書からイエス様が啓示されていき、イエス様に出会いますように!!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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