■S:今日の聖書の言葉
★列王記 第一 19章11節〜12節

主は仰せられた。「外に出て、山の上で主の前に立て。」すると、そのとき、主が通り過ぎられ、主の前で、激しい大風が山々を裂き、岩々を砕いた。しかし、風の中に主はおられなかった。風のあとに地震が起こったが、地震の中にも主はおられなかった。地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった。

■O:今日のコラム
第一列王記18章で、大いなる主の勝利のために用いられたエリヤは、第一列王記19章では、イゼベルの言葉によって恐れ、自分のいのちを救うために荒野へと逃れ、自分のいのちを取って下さいと主に願います(19章2節〜4節)。圧倒的とも言える勝利の後でも、敵は私たちが隙を見せるならば突いてきます。成し遂げた・何かをしたという思いから私自身が、私たち1人ひとりが主によって守られることを心から願います。

その後いのちを取って下さいと願ったエリヤを、ひとりの御使いが励ましながら神の山ホレブへと導きます。そこで主はエリヤと会話をしながら、ご自身の前に立つよう言われます。その時の様子が第一列王記19章11節〜12節です。

主が通り過ぎられるとき、岩々を砕くほどの激しい大風が起き、地震が起き、火があったのにも関わらず、そこに主はおられませんでした。一見主の働き、主の臨在の現れ、主が中心にいて成して下さっている様にみえるものであっても、あるいはそこに主はおられない、そのようなことがあるかもしれません。

そして火のあとに、かすかな細い声があって、それを聞いたエリヤは入口に立ち、主の声を聞き、主が何を彼にこれからしてほしいのかを聞き受け取ります(19章12節〜18節)。

■A:考えてみよう
今日、私たちは1度立ち止まり、自分自身が全ての中心におられるべき主以外を求めて、それを中心に置いていないかを省みて、点検しましょう。また主から受け取ったと思えることも、主の十字架の前に置いてさらに御言葉によって確かなものとして頂きましょう。探り求める静かな時間を持ちましょう。見るからに、聞くからに大きな事が起きていても、そこに主がおられなければ何の意味もありません。私自身、大風や地震、火のような現れ、盛り上がり、ムーブメント、出来事を目が見続け、耳が聞き続けていたこと、自分で何かを神からものだと決めつけたことや、自分の感情や思い考えで何かをしていたことがあることを認めます、そして悔い改めます。

私たち1人ひとりは主によって造られ、いのちを受けた者です。羊飼いなる、牧者である主の羊です。ヨハネ10章にこれらのことがはっきりと記されています。以下抜粋します。

ヨハネ10章9節
「わたしは門です。だれでも、わたしを通って入るなら、救われます。また安らかに出入りし、牧草を見つけます。」

ヨハネ10章14節
「わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っています。また、わたしのものは、わたしを知っています。」

ヨハネ10章27節
「わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。」

私たちは主の羊として、エリヤが主の細き御声を聞いたように、主の御声を聞いていきましょう。

主の御声は御言葉であり、肉声で語られることもありますが、多くは私たちの心に語られるものだと思います。イエス様の血潮は私たちの良心をきよめて、死んだ行いから離れさせてくださいます。ですから私たちは自分自身の良心が痛むような、また平安を感じないものからすぐに離れましょう。

全ての源、中心におられるべき主ご自身を求めましょう!

■P:祈り
愛する主よ、今日も生かされ、主の声によって進むことが出来る恵みを感謝し受け取ります!あなたの完全な十字架の贖いを感謝します!私の心、また目や耳は、主が中心におられないことに注目しません。私はその主の細き御声、主が成してほしいと願っていることに注目を置き、それに聞き入ります。今日も滴り続けている愛するイエス様の血潮を受け取ります!その力ある主イエスの血潮を、私の心に、目に、耳に宣言します!どうぞ今日あなたの御顔の光、天の音、御言葉という真理を見させ聞かせて下さい。今日という日に、あなたご自身を求めます!愛する主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

【たくみ】

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