■S:今日の聖書の言葉
ペテロの手紙 第二3章10節〜12節(エレミヤ書52章)

★「しかし、主の日は、盗人のようにやって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消えうせ、天の万象は焼けてくずれ去り、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。
このように、これらのものはみな、くずれ落ちるものだとすれば、あなたがたは、どれほど聖い生き方をする敬虔な人でなければならないことでしょう。
そのようにして、神の日の来るのを待ち望み、その日の来るのを早めなければなりません。その日が来れば、そのために、天は燃えてくずれ、天の万象は焼け溶けてしまいます。」

■O:今日のコラム
最近、近隣国からミサイルを日本に向かって発射されるかも知れない、という噂を耳にします。この噂を聞いた人は多かれ少なかれ「もし、そのことが起きたらこうしよう。」と、そのための準備や心づもりなどしている人もいるのでは、と思います。
御言葉に書かれていることは、今までにことごとく成就し、神の霊感によって書かれた御言葉はこれからも成就していくでしょう。ミサイルに関しては、確実性はどれほどかは分かりませんが、聖書が語る「その日」とは100%必ず起こることであります。聖書の書かれた時代に生きていた聖徒たちが「その日」に対して備えていたのなら、そこから2000年近く経った、今の時代に生きている私たちはますます「その日が近い」と備えるべきではないでしょうか。
「今年、日本にミサイルが打ち込まれて、自分自身の人生を終えるかも知れない。今年、自分の地上での歩みが終わり、主と会うことになりそうだ。」そのように考えた時に、私たちは急に自分の今の生活を改めるでしょうか?もし、今、「今日からこのような歩みをやめて、このように生きよう。」と頭をよぎったのであれば、是非、今日からそのように生きるのはどうでしょうか。

第二ペテロ3章で、ペテロは「あざける者」がやって来て、主の日に備えた生き方をする人々に対して「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。父祖たちが眠った時からこのかた、何事も創造の初めからのままではないか。」と言うだろう、と語っています。
私たちが主の再臨に備えて生きる時に、周りからこの様な言葉を浴びせられる時もあるかも知れませんが、何よりも自分の内側からこのような「あざける者の声」が聞こえてくるのではないでしょうか。
『いつ来られるか分からない神様のために、そこまで時間を割かなくても大丈夫だよ。今日やらなくてはならないことが他にあるだろう。まだそれらしい兆候が見られないじゃないか。日本に戦争でも起きたら祈り始めればいいじゃないか。大丈夫、神様は分かってくれるよ。…etc』サタンがエバを誘惑した時と同じです。『大丈夫だよ。その実を食べても死んだりしないよ。神様は分かってくれるよ。。。』
3節にあるように私たちの内にある「自分の欲望に従って」生きたい、という肉なる性質が、主の来られる日に備えて生きることを邪魔します。

「主は、ある人たちがおそいと思っているように、その約束のことを遅らせておられるのではありません。かえって、あなたがたに対して忍耐深くあられるのであって、ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです。」(9節)

とあるように、私たちが「主の日」を待っているというよりも、主が私たちが悔い改めに進むのを待っておられるのです。
再臨に備える生き方とは、日々の生活を放り出して、非日常的な生き方に急展開することではありません。終末の生き方、それは主が「今日」来られても「20年後」に来られても、平安を失わないでいられる生き方です。

「そういうわけで、愛する人たち。このようなことを待ち望んでいるあなたがたですから、 しみも傷もない者として、 平安をもって御前に出られるように、励みなさい。」(14節)

この「平安を持つ」とは「主とのシャローム、和解がある状態」です。つまり、敵意である「罪」が取り払われている状態、主が望んでおられる悔い改めです。

主が望んでおられる「悔い改め」、それは、主が本来私たちに与えて下さった身分を回復することです。また、神様との愛の関係を回復することです。人間に罪が入る前の姿、アダムが主に逆らう以前に、アダムが持っていた神様との何の隔てもない、顔と顔を直接見ることの出来た愛の関係を回復することであり、また、神様との隔てとなって私たちを蝕む「罪」がない姿、その姿を回復することです。

私たちは日々の悔い改めを通して、王の子としての身分、神の子、王である祭司として治める者であるその身分を回復していきましょう。そして、何よりも「私をこの上なく愛して下さる父のもとに帰ろう。」と目を上げた放蕩息子のように、自分の罪を悔い改めによって振り払い続け、御父の計り知れない愛の中に帰り続けましょう。

私たちは再臨を恐れて待つのではありません。神との愛の関係があるなら、それは愛する人との再会のように、待ち遠しいものへと変わるでしょう。主は私たちが花嫁として完成するのを待っておられます。

■A:考えてみよう
私たちの地上での神様との愛の関係、神を知り、神に知られている関係。それはそのまま御国へと持っていくことの出来る関係だと信じます。
神様との隔てとなる自分の肉の性質、罪を悔い改めることを通して、私たちの内なる人がさらに強くされて、キリストの満ち満ちた様が私たちの内に形造られることを求めていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 みちる 】

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