■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙14章18節(エレミヤ書42章)

★『このようにキリストに仕える人は、神に喜ばれ、また人々にも認められるのです。』

■O:今日のコラム
キリストに仕える者となりましょう!そうすれば、私たちは神に喜ばれ、また人々からも認められていくでしょう。神に喜ばれる状態とは、御心を行って神に認められる状態なのです。だから人々にも認められていきます。
 ここで『人々に認められる』と言う語は、ギリシャ語でドケモスという語です。昔の通貨は混ぜ物をして勝手に鋳造されてしまう事がありましたが、その通貨の重さを量って『本物だと認めます』と認定するときに使われた言葉です。そのためには、試練をパスする必要があります。
しかし、世の中でもテストをパスすることで何かを与えられるように、本当に主に仕える者である、という認定試験をパスしていけばしていくほど、私たちは、主の栄光を見る領域に入って行くことが出来るようになります。『様々な苦難の中で喜びをもって自分の権利を捨てて、人に仕え、人を愛するか?』がテストとなるでしょう。これだけ見たらやりたくない、と思うでしょう。しかし、その先に待っている栄光の主を思うなら、取るに足らない物である事を信じます。イエス様に仕える者はイエス様と一緒にいます。主は『私は、仕える者とともにいる』と言われるのです。

『まことに、まことに、あなたがたに告げます。一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、それは一つのままです。しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
自分のいのちを愛する者はそれを失い、この世でそのいのちを憎む者はそれを保って永遠のいのちに至るのです。
わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。』(ヨハネ12:24~26)

 イエス様のおられる所とはどこでしょう?そこは栄光を見る領域なのです。『父が報いてくださる』とある、その言葉自体が、『誉める』という語で栄光を与える事を意味します。

『 父よ。お願いします。あなたがわたしに下さったものをわたしのいる所にわたしといっしょにおらせてください。あなたがわたしを世の始まる前から愛しておられたためにわたしに下さったわたしの栄光を、彼らが見るようになるためです。』(ヨハネ17:24)

 主に仕える者とは、自分の王座に自分ではなく、イエス・キリストが座っている人です。その人は、自分の持っている権利を捨てて、人々に仕える者の姿をとるのです。イエス様は『私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい』という新しい戒めを私たちに与えてくださいました。それはヨハネの13章で語られたのですが、その時にイエス様は、弟子たちの足を洗い、そしてこう言われました。

『あなたがたはわたしを先生とも主とも呼んでいます。あなたがたがそう言うのはよい。わたしはそのような者だからです。
それで、主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。』(ヨハネ13:13~14)

 当時、足を洗うというのは奴隷の仕事、それも同国人の奴隷にはさせず、異邦人の奴隷の仕事であったのです。当時の道は動物の糞などが普通にあってとても汚い仕事だったのです。イエス様は、主であり師であるにもかかわらず、その権利を捨てて仕える者の姿をとられました。そして新しい戒めを宣言されたのです。まだこのときには十字架は全うされていませんでしたが、イエス様は『私が愛したように』と言われました。
『私が愛するように』とは言われず、すでに示したことを明らかにしています。そのようにプライドや自己中心を捨てて兄弟を愛していくなら、最後には、愛のゆえにいのちをも捨ててしまうのです。なぜなら、イエス様がそのような方だからです。

『キリストは神の御姿である方なのに、神のあり方を捨てられないとは考えず、
ご自分を無にして、仕える者の姿をとり、人間と同じようになられました。人としての性質をもって現れ、
自分を卑しくし、死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。』(ピリピ2:6~8)

 私たち一人ひとりに対してイエス様は、いのちを捨てるほどの愛を注いでおられるのです。ハレルヤ!私たちは、その愛に応えて自分の権利を捨てて人を愛しましょう!人に仕えましょう!そこには、大いなる報い、栄光の主うを見るという信じられないほどの報いがあるのです。

■A:考えてみよう
悔い改め、喜んで仕える霊に支えられながら、自分の権利を捨てて人に仕え、人を愛する。そのようにしてキリストに仕える者になる。

■P:祈り
私を真にキリストの弟子、イエス様に仕える者にしてください。

【 まじまこ 】

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