■S:今日の聖書の言葉
ローマ人への手紙4章16節 (エレミヤ書32章)

★そのようなわけで、世界の相続人となることは、信仰によるのです。それは、恵みによるためであり、こうして約束がすべての子孫に、すなわち、律法を持っている人々にだけでなく、アブラハムの信仰にならう人々にも保証されるためなのです。「わたしは、あなたをあらゆる国の人々の父とした。」と書いてあるとおりに、アブラハムは私たちすべての者の父なのです。

■O:今日のコラム
主がアブラハムと結ばれた契約は、旧約・新約の両方を貫き通すとても重要な契約です。子孫が空の星ほどに増え広がり、敵の門を勝ち取る様になると言う約束は、イスラエルに与えられていると同時に、今は信仰により教会にも与えられている約束です。

信仰とは私達の信じる力の強さや、固い信念を持つ事にかかっているのでは無く、どこに自分の土台や基準を置くか。と言う事にかかっています。新約聖書において「信仰」と言う言葉が用いられる多くの場合、「〜の上に」、「〜の中に」と言う前置詞が付いています。つまりどこに私達が信頼を置く基準があるのか。と言う事が重要なのです。

私達が信仰により約束を受け継ぐ為に、最も信頼を置かなければならない重要な土台が主イエス・キリストの十字架です。

聖書には

「キリストは、私たちのためにのろわれたものとなって、私たちを律法ののろいから贖い出してくださいました。なぜなら、「木にかけられる者はすべてのろわれたものである。」と書いてあるからです。このことは、アブラハムへの祝福が、キリスト・イエスによって異邦人に及ぶためであり、その結果、私たちが信仰によって約束の御霊を受けるためなのです。」(ガラテヤ3:13〜14)

と記されています。

何世代にも渡る罪と咎によるのろいの相続は、ただ一つの場所、主イエス・キリストの十字架により破棄され、私達はこの主イエスの十字架を信じる信仰により義とされ、主イエスの血潮を受けた聖なる者として、アブラハムに与えられた約束、そしてこの聖書全体の契約を相続する、世界の相続人とされたのです。日々、私達の信仰の拠り所である主イエスの十字架を見上げ、その十字架に信頼を置き続けましょう。

しかし、相続人となったからと言って、何もしなくても自動的に全ての約束が実を結ぶわけではありません。みことばが私達の信仰に結び付けられる時に実を結ぶのです。

「福音を説き聞かされていることは、私たちも彼らと同じなのです。ところが、その聞いたみことばも、彼らには益になりませんでした。みことばが、それを聞いた人たちに、信仰によって、結びつけられなかったからです。」(ヘブル4:2)

十字架の贖いにより相続人とされた私達は、日々の歩みの中で、御言葉に信仰の基準を置き、御言葉に信頼して生きる事が必要です。

私達は既にアブラハムの子孫として、聖書全体の約束を相続する身分が与えられている事を覚え、自分の為の約束として御言葉を朗読し、御言葉を告白し、祈りを持って御言葉を宣言し続けて行きましょう。そうする時、一つ一つの約束が私達の信仰と結び付き、私達の人生を通して御言葉の約束が成就するのを見る事となるでしょう。

■A:考えてみよう
私達の契約の基である主イエスの十字架、また内に与えられた契約である聖霊様、そして書き記された契約の御言葉を愛し、日々求め続けましょう。
御霊、水(御言葉)、血(十字架の血潮)この三つが一つとなり、私達が確かな証しを持った相続人として堅く立つ事が出来る様になります。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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