■S:今日の聖書の言葉
エレミヤ書25章3〜4節

★アモンの子、ユダの王ヨシヤの第十三年から今日まで、この二十三年間、私に主のことばがあり、私はあなたがたに絶えず、しきりに語りかけたのに、あなたがたは聞かなかった。また、主はあなたがたに、主のしもべである預言者たちを早くからたびたび送ったのに、あなたがたは聞かず、聞こうと耳を傾けることもなかった。

■O:今日のコラム
旧約聖書の歴史は、不従順による堕落と崩壊、そして悔い改めと従順による回復の歴史と言う事が出来ます。モーセ五書に記されている律法について、「聞き従うなら」イスラエルに祝福が相続され、「聞き従わないなら」呪いが受け継がれる事が繰り返し、モーセやヨシュア、またその後の預言者達の口々を通して度々イスラエルに語られて来ました。しかし、聖書の歴史の中で何世代にも渡って多くのイスラエルの民が主の御声を無視し続け、イスラエルに崩壊をもたらす結果となったのです。

現代に生きる、主イエスを信じる私達、また教会にとってもこれは重要なテーマです。教会が命を持って生き、勝利を得る道、それはただ一つ「主の御声を聞く」事にあります。

黙示録2章〜3章の中で主イエスは七つの教会に繰り返し「耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。」と呼びかけておられます。この七つの教会とは当時のアジア、現在のトルコ地方にある教会を指すだけでなく、全ての時代の、全ての地域の教会について語られている言葉でもあります。この「聞く」とはただ音として聞く、知っている、理解している、という事ではなく、「聞く」とは「聞き従う」事を意味します。

私達が主の声を聞く事は、まことの命に繋がる大切な道です。しかし、私達の耳は、かたくなになり、この世の思いで満たされ、また自分の都合の良い事だけを聞く、無割礼の不従順な耳となってしまう事があります。

私達の耳が割礼を受けた従順な耳となり、毎日弟子の様に主の御言葉を聞く為には、第一に「悔い改め」が必要です。悔い改めとは自分の罪や弱さ失敗を告白するだけではなく、悔い改めとは「立ち返る事」を意味します。つまり、自分の計画、生き方、道から主の御言葉へと方向転換する生き方です。

日々、私達の耳に主イエスの血潮を宣言して、この世の肉と罪の思いから耳が洗われ、また御霊の油注ぎを受けて耳が聖別される時、真っ直ぐに主の御声を聞き、その声に従順して生きる耳へと変えられるのです。そして、御言葉の朗読を通して、命の糧を私達の霊の倉に蓄えて行く事が出来るのです。

■A:考えてみよう
今日も悔い改め、血潮の宣言と聖霊の満たし、また御言葉の朗読を通して、主の御声を聞き、主の道へと方向転換しましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

カテゴリー: マナメール

オンライン献金はこちらから。

大きな額の献金は手数料の少ない口座振り込みをお勧めいたします。

オンラインサポートの手順

Comments are closed.

  • 最近のコメント

  • 新宿シャローム教会 大久保会堂


    〒169-0073 東京都新宿区百人町1-23-24アミューズ大久保ビル2F
    TEL 03-3371-7558
  • アーカイブ

  • カテゴリー