■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第二23章8〜12節(サムエル記第二24章)

★『ダビデの勇士たちの名は次のとおりであった。補佐官のかしら、ハクモニの子ヤショブアム。彼は槍をふるって一度に八百人を刺し殺した。
彼の次は、アホアハ人ドドの子エルアザル。ダビデにつく三勇士のひとりであった。彼がペリシテ人の間でそしったとき、ペリシテ人は戦うためにそこに集まった。そこで、イスラエル人は攻め上った。
彼は立ち上がり、自分の手が疲れて、手が剣について離れなくなるまでペリシテ人を打ち殺した。主はその日、大勝利をもたらされ、兵士たちが彼のところに引き返して来たのは、ただ、はぎ取るためであった。
 彼の次はハラル人アゲの子シャマ。ペリシテ人が隊をなして集まったとき、そこにはレンズ豆の密生した一つの畑があり、民はペリシテ人の前から逃げたが、
彼はその畑の真ん中に踏みとどまって、これを救い、ペリシテ人を打ち殺した。こうして、主は大勝利をもたらされた。』

■O:今日のコラム
ダビデの時代にイスラエル王国は黄金期を迎えます。そこでの有名な三人衆というと、ダビデの幕屋で仕えた三人、アサフ、へマン、エドトンです。しかし、ここに戦いの最前線で活躍した三人衆が出て来ます。それがヤショブアム、エルアザル、シャマです。
このような戦いの最前線で勝利する者が、分捕り物をもって王国に富と誉れをもたらしました。祈りの家、ダビデの幕屋が回復する時に、このような勇士達がますます立ち上がる事が出来るのです。マーケットプレイスで昇進し、神の知恵とへりくだりと力をもって、活躍し、サタンの手に奪われていた富や誉れを神に捧げる勇士が立ち上がる事を祝福します!
彼らの活躍は、彼らだけの力によったのではなく、祈りがあってこそです。モーセの時代にもヨシュアという希代の勇士が立ち上がりましたが、ヨシュア達がアマレクと戦いに出て行った時に、モーセ達が山で祈っている間しか勝利はなかったのです。モーセの手が降りるとアマレクが優勢になってしまうので、アロンとフルが祈りを支えました。祈りも戦いも、その全体がチームプレイで働く時に民族的な勝利が与えられるのです。個人の祈りは、個人的な領域を越える事ができません。地域が祈るなら、地域に変革がもたらされます。多くの者が祈るなら、それだけ大きな領域に影響していくのです。
この三勇士もダビデの幕屋での祈り、とりなしがあってこその活躍だったのです。祈りと宣教は共に働くと言われますが、祈りとマーケットプレイスでの勝利も共にあるのです。この三勇士から、マーケットプレイスで活躍する勇士の特徴を見てみたいと思います。
ヤショブアムは、実は(1歴代11:11)を参考にして、ヤショブアムと書かれていますが、ここではヘブル語でヨセブ・バッセベテという名前です。 これは、安息に住む、という意味です。彼は、主の平安の中にとどまりながら戦う者であったのです。それは、神に徹底的に聞き従う者である事を暗示しています。勇士は、徹底的に聞き従う者、それ故に平安に満ちているのです。

『わが子よ。私のおしえを忘れるな。私の命令を心に留めよ。
そうすれば、あなたに長い日と、いのちの年と平安が増し加えられる。』(箴言3:1〜2)

次にエルアザルは、手に剣がついて離れなくなるほど戦い続けました。勇士は、御言葉の剣を固く握って離さない者です。御言葉の宣言、信仰の告白をもって闇に打ち勝っていく戦士なのです。イエス様は、その口から両刃の剣が出ていました。
次にシャマは、敵が数多く襲いかかり、見た目には劣勢であったとしても、堅く立ち続けました。勇士は、見た目が不利であっても、語られた御言葉の岩の上に堅く立ち続け者なのです。

■A:考えてみよう
語られた御言葉を握り、宣言し、とどまり、従順する、勇士として戦う。

■P:祈り
この三勇士のように、御言葉の剣を持ち、真理に堅く立ち、成し遂げる勇士として祝福してください。分捕り物をもって神の国を富ませる者であらせてください。

【 まじまこ 】

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