■S:今日の聖書の言葉
2サムエル19章32-33節 (2サムエル20章)

★バルジライは非常に年をとっていて八十歳であった。彼は王がマハナイムにいる間、王を養っていた。彼は非常に富んでいたからである。

王はバルジライに言った。「私といっしょに渡って行ってください。エルサレムで私のもとであなたを養いたいのです。」

■O:今日のコラム
いよいよダビデ王が、エルサレムへ帰還して行く途中、バルジライが王を見送りにヨルダン川へやってきます。

このバルジライは、ダビデ王がアブシャロムから逃れ、マハナイムに来た時、彼らにとても良くしてあげた人です。

(2サムエル17:29)
蜂蜜、凝乳、羊、牛酪を、ダビデとその一行の食糧として持って来た。彼らは民が荒野で飢えて疲れ、渇いていると思ったからである。

ダビデは、バルジライに「エルサレムで私のもとであなたを養いたいのです。」
そして続く箇所でも、「あなたが、私にしてもらいたいことは何でも、あなたにしてあげましょう。」
と、まで彼に申し出ます。

なぜなら、ダビデが渇き、小さくされている時、バルジライが犠牲をもって王を養ったからです。

自分も、苦しく弱くされている時、犠牲をもって支えてくれた人がいます。
時間が経っても決して忘れることはなく、どれほど感謝で、どれほど慰められ励まされたか分かりません。
私も、その人が苦しい時、どんなことをしても支えてあげたい!と思います。

ダビデ王も、バルジライがしてくれたことに慰めと励ましを多くもらったのではないでしょうか。

この箇所を読みながら、(マタイ25:35-36)を思います。

あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇いていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、
わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。』

そして続く箇所で(マタイ25:40)

『まことに、あなたがたに告げます。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。』

私たちは、小さい者に犠牲を持って仕えることは、簡単ではありません。どちらかと言えば、避けてしまうかもしれません。

ですが、信仰が落ちたり、実際的に苦しい時、手を差し伸べてくれる人の存在は、計り知れない慰めと励ましだと確信します。
家族、神の家族、友人、周りの人たちで、苦しみの中を通っている人はいないでしょうか?
私たちが、小さな一歩からでも踏み出し、声をかけ、祈ることからスタートしてみませんか?

そして、「最も小さい者たちのひとりにしたのは、わたしにしたのです。」とあるように、王の王であられるイエス様が私たちを喜び、大胆に報いてくださいます。

■A:考えてみよう
自分の周りで最も小さい人は誰でしょうか?
その人に自分が出来ることを、主から示してもらいましょう。

■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 おりえ 】

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