■S:今日の聖書の言葉
IIサムエル記7章5-7節
★「行って、わたしのしもべダビデに言え。主はこう仰せられる。あなたはわたしのために、わたしの住む家を建てようとしているのか。わたしは、エジプトからイスラエル人を導き上った日以来、今日まで、家に住んだことはなく、天幕、すなわち幕屋にいて、歩んできた。わたしがイスラエル人のすべてと歩んできたどんな所ででも、わたしが、民イスラエルを牧せよと命じたイスラエル部族の一つにでも、『なぜ、あなたがたはわたしのために杉材の家を建てなかったのか』と、一度でも、言ったことがあろうか。
■O:今日のコラム
ダビデの心には、いつも『主の家に住まいたい』という切なる渇き、主への愛と喜びとで満ち溢れていました。
詩篇を見ると、そのダビデの心「Onething」を覚えることができると思います。
★「まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと
恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。」詩篇23:6
★「私は一つのことを主に願った。私はそれを求めている。私のいのちの日の限り、主の家に住むことを。主の麗しさを仰ぎ見、その宮で、思いにふける、そのために。」詩篇27:4
そして同時に、今日のディボーション箇所からも読み取れるように、もう一つの飢え渇き『主の御住まいを設けたい』という情熱がダビデの内には燃えていました。
★「私は決して、わが家の天幕に入りません。
私のために備えられた寝床にも上がりません。
私の目に眠りを与えません。
私のまぶたにまどろみをも。
私が主のために、一つの場所を見いだし、
ヤコブの全能者のために、
御住まいを見いだすまでは。」詩篇132:3-5
■A:考えてみよう
私は、高校三年生の時に一つの願いを持ちました。それは「教会に住みたい」という願いでした。
★「神のともしびは、まだ消えていず、サムエルは、神の箱の安置されている主の宮で寝ていた。」Iサムエル3:3
今ちょうどサムエル記を読んでいますが、私が高校生の時にこの箇所を読んで、サムエルが本当に羨ましく思ったことを今でも覚えています。
神様の臨在というものを味わい始めた時に、「この臨在の中にずっといたい」。そう思い、単純ですが、その方法は「あ、教会に住めばいいんだ!」と思ったことを覚えています。笑
今でこそ、恵みによって色んなメッセージを聞き、御言葉の奥深くにある大切な意味や父の心を知ったり、自分自身が主から教えられることによって、『自分自身が主の宮であること』『砕かれた私の心のうちに主が住まわってくださること』、教会という建物に住めば、必ずしも主とともに住むことができる、というわけではないことを知りました。
「私」という主の宮がきよめられ、ここに主は住みたいと思っておられること。
「働きそのもの」を主は求めておられるのではなく、「私自身」を求めてくださっていること。日々の歩みの中で主は共に歩みたいと思っておられ、そのためには私の心は砕かれ、へりくだらなければならない。
主は私を愛してくださっているゆえに、そのことを願ってくださっていることを知りました。
★「いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、その名を聖ととなえられる方が、こう仰せられる。「わたしは、高く聖なる所に住み、心砕かれて、へりくだった人とともに住む。へりくだった人の霊を生かし、砕かれた人の心を生かすためである。」イザヤ57:15
今思えば、お金はどうするのか、仕事はどうするのか、将来家庭ができたらどうするのか。そのようなことは何一つ考えることなく、ただただ聖霊様との交わりが本当に幸せで、純粋にこのような願いを持つことができたんだと思います。
今日、私自身の目は天にある永遠の家を見つめます。この世の与える、私を幸せにしてくれると思う全てのものにまさって、主と永遠に住まい主と永遠に生きる、この何にも代えられない幸いを、希望を握り続けます。
イエス様が私のために、私とともに住む場所を備えてくださり「愛の家ができたよ!」と言って迎えに来てくださるその日まで、目を覚まし続け、お父さんの心である、一人でも多くの天のお父さんの子どもたちが、天の御住まいに共に住めるように、祈り心を持って今日一日を歩みたいです。
そして、この地上にいながらも主の家、主の臨在の中で生きる御国の前味を味わえるので、ますますこの価値のあるものに価値をおいていく歩みをしていくことができますように「時間」と「お金」を聖別したいと願います。
与えられているたった一度の人生を、命を、ダビデのように、主とともに住まう家を建てあげることのために燃やしていきたいです。
★「あなたがたは心を騒がしてはなりません。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」ヨハネ14:1-3
★「私たちの住まいである地上の幕屋がこわれても、神の下さる建物があることを、私たちは知っています。それは、人の手によらない、天にある永遠の家です。」IIコリント5:5
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あい 】
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