■S:今日の聖書の言葉
第一テサロニケへの手紙2章1節(詩篇137篇)

★兄弟たち。あなたがたが知っているとおり、私たちがあなたがたのところに行ったことは、むだではありませんでした。

■O:今日のコラム
パウロは、伝道旅行の中で、テモテをテサロニケに送り、そのテモテからの報告は、問題となる点が多くありました。彼らは、パウロの教えを誤解していたようだったので、パウロは励ましのため、また、その誤解に対しての指導を手紙に記しました。それが、第一テサロニケへの手紙です。
その手紙の中に「あなたがたを思う心から、ただ神の福音だけではなく、私たち自身のいのちまでも、喜んであなたがたに与えたいと思ったのです。(第一テサロニケ2:8)」と書いたあるように、パウロがそこまで命をかけて伝えたはずの彼らの中で生じていた誤解はパウロにとって衝撃的だったのではないでしょうか。
あれまでしたのは無駄だったのでは、、という思いがパウロの脳裏をよぎったゆえに、あえて「むだではなかった」とこの手紙で冒頭で断言したのではないでしょうか。
パウロが抱えていた痛みとは比べ物にならないかもしれませんが、あまりにも現実が想像していたこと、願ってきたこと、祈ってきたことと異なる方向に見えて「あれはなんだったのだろうか」、「全部無駄だったのでは」という痛みを抱えたこともあるかもしれません。
もちろん何かうまくいかなかったときには、トライアンドエラーで、一つ一つ改善を加えながら進む必要があることも事実です。
しかし、その事実以上に主は真実であり、主は私たちの祈り、行い全て何一つ地に落とさず、拾いあげてくださることを信じます。そして、その主の真実は、いつも私たちの想像をはるかに超える真実であることを感謝します。

■A:考えてみよう
エミーカーマイケル師がかかれた「むだではなかった」という詩を紹介します。
「人目につかない土の上で苦しみ流した汗はむだではなかった
さまざまの望みも失せたかに見え
ひそかに涙に泣きぬれて気落ちしたあなたの心は言った「すべてはむだであった」と
しかし 主は答えて言われるのだ
「むだではないどんな大きなことでもよい 信じなさい 信じたことが実現に至るのだ」
あなたの労苦はちりに帰したのか
苦しみは あのさびのようになり
鋭いやいばの上に住みついてあなたの切れ味を鈍らせたのかあなたの報いは ちりとさびなのかそんな考えを捨てなさいそして主を信じなさいあなたのたましいが悩みにあるとき主のご忠実さを思いみなさい」

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【レナ】

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