■S:今日の聖書の言葉
★第一サムエル記31章10節

彼らはサウルの武具をアシュタロテの宮に奉納し、彼の死体をベテ・シャンの城壁にさらした。

■O:今日のコラム
この数章前、28章に、サウルが霊媒をする女にサムエルを呼び出すように言い、そのサムエルが、サウルに、イスラエルはペリシテ人の手に渡されると語り、それが、今日の章で現実なものになりました。

この第一サムエル記を通して、サウルの一生を見てみると、彼は、いつも神様よりも、人を恐れ、人の目を気にしているのが読み取れると思います。人に恥じられることがないように、自分の力で王という地位を保とうとしていました。

しかし、彼の最後はどうだったでしょうか?

彼は結局、ペリシテ人に殺され、それだけでなく、彼の死体はペリシテ人の街の城壁にさらされたと、今日の記述に書かれています。

城壁にさらされるとは、公共の場にその死体がおかれ、通りゆくペリシテ人の見世物になるということです。それも、サウルの場合、首までも切られているので、ひどい状態です。
サウルは一生をかけて、自分のイメージが悪くならないように、また自分に恥をかけたくなかったのに、彼の最後は、自分の顔に泥を塗り、「恥」で終わってしまいました。

■A:考えてみよう
どんなに私たちが努力して、人に自分のことをよく見せようとか、人の目を気にして、人から恥にならないように、一生をかけても、もし、私たちが主のことばに従うことをしなければ、最終的には、サウルのように、恥を味わうことがあります。神様のみ声に従うことは、時には、人からみて恥になることかもしれませんが、それに従うのを選択する方が、サウルが受けた残酷な終わりになりません。サウルの失敗談から私たちも学んでいきましょう!

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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