■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第一29章3節
30章6,8,23,24節

★3節 すると、ペリシテ人の首長たちは言った。「このヘブル人は何者ですか。」アキシュはペリシテ人の首長たちに言った。「確かにこれは、イスラエルの王サウルの家来ダビデであるが、この一、二年、私のところにいて、彼が私のところに落ちのびて来て以来、今日まで、私は彼に何のあやまちも見つけなかった。」

★6節 ダビデは非常に悩んだ。民がみな、自分たちの息子、娘たちのことで心を悩まし、ダビデを石で打ち殺そうと言いだしたからである。しかし、ダビデは彼の神、主によって奮い立った。

★8節 ダビデは主に伺って言った。「あの略奪隊を追うべきでしょうか。追いつけるでしょうか。」すると、お答えになった。「追え。必ず追いつくことができる。必ず救い出すことができる。」

★23,24節 ダビデは言った。「兄弟たちよ。主が私たちに賜った物を、そのようにしてはならない。主が私たちを守り、私たちを襲った略奪隊を私たちの手に渡されたのだ。だれが、このことについて、あなたがたの言うことを聞くだろうか。戦いに下って行った者への分け前も、荷物のそばにとどまっていた者への分け前も同じだ。共に同じく分け合わなければならない。」

■O:今日のコラム
しゃろーむ!1月17日の朝です。今日1日も主の御言葉を受け取っていきましょう。主の救いを宣言していきましょう。主の素晴らしさを賛美していきましょう。主が僕らを創造され、僕らに道を示してくださるからです。

ダビデさんが、サウル王から逃れている地で様々な状況がありました。ある人からは好意を受け、ある人からは非難され、ある時は大切な人と持ち物を全部奪われ、ある時は仲間から殺されそうになり、ある時は仲間内の争いの真ん中に入りました。もうどうしたら良いか、わからなくて、辛い状況です。この2017年の時代にも当てはまる状況です。

この時に、ダビデさんが大切にしていたことは、主に尋ね求める事でした。「ダビデは彼の神、主によって奮い立った。」のです。人からの評価ではなく、主が僕らをどの様に導きたいと願っているのかを第一としていました。ここからブレることがありませんでした。

「だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイの福音書6章33節)

もちろんダビデさんも、人からの評価から恐れや、不安、反論などが出てきていますが、それが第一とはなりませんでした。

イエス様の十字架による血潮と復活によって、僕らは明確に、神の国とその義とを求めることが出来ます。たえず、主に伺っていくことができます。

「密議をこらさなければ、計画は破れ、多くの助言者によって、成功する。」(箴言15章22節)

「あなたのしようとしていることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。」(箴言16章3節)

僕らは、日々、毎時間、毎分、毎秒主との密議を行っていくことで、主に僕らのすべてを委ねることが出来、その計画はゆるがないものとなっていきます。そして、主は、多くの助言者を与えてくださり、成功へと導いてくださいます。

ダビデさんが主に尋ね求めた結果、六百人の部下はしっかりとついていきました。二百人はベソル川を渡りきれませんでしたが、それでもなお四百人で追撃を続けることが出来ました。そして、一人のアマレク人の奴隷だったエジプト人から、追撃に有力な情報を得ることが出来ました。そして、追撃に成功しました。この六百人で、分け前を共に同じく分け合いました。

この一人一人が、この後のダビデと共にイスラエルの黄金期を作っていく一人一人の勇士、賛美チーム、祈り手となっていきました。

そのために、まず一人の自分から、今日1日も主の御言葉を受け取っていきましょう。第一のものを第一のものとしていきましょう。御言葉を宣言していきましょう。主の救いを宣言していきましょう。主から賜った物を、流し出していきましょう。主の素晴らしさを賛美していきましょう。人の評価に注目するのではなく、僕らを創造された主に目を向けていきましょう。主が僕らの道を示してくださるからです。

■A:考えてみよう
あなたがブレないことは、何ですか?
何を第一としていますか?


■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひろみち 】

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