■S:今日の聖書の言葉
サムエル記第一15章11,28~29,35 節 16章7,12 節

★「わたしはサウルを王に任じたことを悔いる。彼はわたしに背を向け、わたしのことばを守らなかったからだ。」それで、サムエルは怒り、夜通し主に向かって叫んだ。
★ サムエルは彼に言った。「主は、きょう、あなたからイスラエル王国を引き裂いて、これをあなたよりすぐれたあなたの友に与えられました。実に、イスラエルの栄光である方は、偽ることもなく、悔いることもない。この方は人間ではないので、悔いることがない。」
★ サムエルは死ぬ日まで、二度とサウルを見なかった。しかしサムエルはサウルのことで悲しんだ。主もサウルをイスラエルの王としたことを悔やまれた。
★ しかし主はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」
★ エッサイは人をやって、彼を連れて来させた。その子は血色の良い顔で、目が美しく、姿もりっぱだった。主は仰せられた。「さあ、この者に油をそそげ。この者がそれだ。」

■O:今日のコラム
しゃろーむ!1月10日の朝です。今日1日も、主の御声に聞き従っていきましょう。聞き従うことは、いけにえにまさり、主を喜ばすことができるからです。

サウル王は、サムエルさんを通して語られた主の御言葉に100%聞き従うことができませんでした。主が「罪人アマレク人を聖絶せよ。彼らを絶滅させるまで戦え。」と命じたことに、自分が最も良いと思うものを聖絶することを惜しみました。主にとって、サウルさんを王にしたことを悔やまれる出来事となりました。

僕らの内側にある罪は、主の義を受け取ることができないようにします。僕らの中で、「この位の小さな罪」と思うようなものでさえ、主は、悲しまれます。「主のために」と思っていることでさえ、主の御声とズレているのならば、罪なのです。主は、完全に僕らと一つになりたいと願っておられるからです。罪は、的外れなので、主と一致することが出来ないのです。

だから、イエス様の十字架と復活が必要なのです。

「ただ、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いのゆえに、値なしに義と認められるのです。神は、キリスト・イエスを、その血による、また信仰による、なだめの供え物として、公にお示しになりました。それは、ご自身の義を現すためです。というのは、今までに犯されて来た罪を神の忍耐をもって見のがして来られたからです。それは、今の時にご自身の義を現すためであり、こうして神ご自身が義であり、また、イエスを信じる者を義とお認めになるためなのです。」(ローマ人への手紙3章24~26節)

「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。」(ローマ人への手紙4章25節)などなど。

僕らには、イエス様が必要です。

主が悔いることは、人間が自分勝手に歩むことです。主が求めていることは、主と共に歩むことです。ノアの時代も主と共に歩まない人々を見て主は人を創造されたことを悔やみました。また、サウルさんのように、王が、王の王であられる方の言葉に聞き従わないことで、その者を王にしたことを悔やまれるのです。

しかし、主には、悔やむことがないこともあります。それは、王国を、今よりももっとすぐれた者に引き継ぐことを決定する時です。僕らは、イエス様にあって、神様の子供となり、天のお父さんの御国を求め、祈ることができる者となりました。神の国とその義とを第一に求める者となりました。イエス様によって、王であり、祭司となりました。悪者が悔い改めるとき、主は、喜んでくださいます。

「わたしは、だれが死ぬのも喜ばないからだ。-神である主の御告げ-だから、悔い改めて、生きよ。」(エゼキエル書18章32節)

サウルさんのように、人の目を気にしているうわべの悔い改めではなく、心からの悔い改めを主は求めておられます。

ダビデさんは、主の心にかなっていました。サウルさんは人のための王として立てられましたが(サムエル記第一8章19節)、ダビデさんは、主のための王として立てられました(サムエル記第一16章1節)。ダビデさんの兄たちは、容貌や背の高さは人の目から見て素晴らしい男性でした。しかし、ゴリヤテの前などでは、主への信仰がない者でした。(サムエル記第一17章28節)一方で、ダビデさんは、主への信仰が羊の番を通して訓練されていて、血色の良い顔で、目が美しく、姿もりっぱでした。「目」はとても大切です。主のしもべモーセさんも、死ぬ時まで、目はかすまず、気力も衰えていませんでした。(申命記34章7節)

人の目と、主の目は違います。僕らの目が、主を見上げ、主と共に歩み、主の御声に聞き従うことができるように、御言葉を求めて、御言葉を宣言していきましょう。

■A:考えてみよう
主の油注ぎを求めていきましょう。
そのために、主を見上げていきましょう。
悔い改めていきましょう。
御言葉を宣言していきましょう。
主の御声に聞き従っていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひろみち 】

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