■S.今日の聖書の言葉
黙示録22:10-12
★また、彼は私に言った。「この書の預言の言葉を封じてはいけない。
時が近づいているからである。不正を行うものはますます不正を行い、汚れたものはますます汚れを行いなさい。正しい者はいよいよ正しいことを行い、生徒はいよいよ聖なるものとされなさい。「見よ。私はすぐに来る。私はそれぞれのしわざに応じて報いるために、わたしの報いを携えて来る。
わたしはアルファであり、オメガである。最初であり、最後である、初めであり、終わりである。」
■O.今日のコラム
とうとう読み進めてきた聖書朗読箇所の最後、22章を迎えました。この一年の終わりであり、聖書の最後を読むこの日、私たちは何を覚えたらよいのでしょうか。
今日の箇所には、いよいよ終わりの時代に、ますます聖なるものとされていくと書いてあります。ますますです。聖さから聖さへと変えられていくことを神様は願われているのです。「神のみこころはあなたがたが聖くなることです。」(Iテサ4:1)
そして、その正しいもの、聖なるものとされるために、14節:自分の着物を洗って、いのちの木の実を食べる権威が与えられ、門を通って都に入れるようになるものは幸いであると書かれています。そうです、シンプルなことなのです。新しい啓示でもなく、なにか華やかな人の心ひきつけるような教えでもなく、日々十字架の血潮を受け取り、いのちの木なるイェス様からなるみことばを味わい続けることです。私たちは神様に向かって走っていくために、シンプルなことにフォーカスしましょう。
私たちは神様、みこころを教えてください!と求めています。しかし、神様のこころは、はっきりと聖書に書かれているのです。「どのようにして若い人は自分の道をきよく保てるでしょうか。あなたのことばに従ってそれを守ることです。」(詩編119:9)今一度この神様からのチャレンジを自分のものとして受け取り、深みにまで入っていく必要があると思います。その者こそ、都に入っていける幸いな者なのです。
シンプルなことをやり続けることは、同じような景色をみているように思えたり、進歩がないように感じるかもしれません。しかし、実は私たちはくるくるくるくる螺旋階段を上がっているのではないでしょうか。進んでいるからこそ、やり続けるからこそ、何度も何度もみことばを受け取り、違う視点からの悟りが与えられ、深みに入っていくのです。神様の目からみたら確実に一段一段進んでいると信じます。
私たちの前にはいつも、選択する、決断する道が与えられています。汚れを行うのか正しいことを行うのか。そのみことばを行う動機はなんですか。なぜ聖なるものとされたいのですか。ただ一つ、イェス様を愛するから、一つとなりたいからです。血潮が流された源はイェス様であり、みことばなる方はイェス様ご自身です。この方ご自身がアルファでオメガです。このお方という報い、ゴールがあるのです。
「そのようなわけで、私たちは、心に血の注ぎを受けて邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われたのですから、全き信仰を持って真心から神に近づこうではありませんか。」(ヘブル10:22)「キリストイェスにあっては、・・・愛によって働く信仰が大切なのです」(ガラ5:4)私たちを揺り動かす源は絶えず花婿を愛する真実なこころだけです。「正しい者は七たび倒れてもまた起き上がるからだ。」(箴24:16)
この最高の愛のゴールがあるから、転んでも何度でも立ち上がり、何度でも何度でも前に向かって走り続けることのできるのではないでしょうか。そして、このような姿こそが、17節:御霊も花嫁も言う。来てください。と、こころから花婿を待ち望む花嫁の姿なのです。
約束の御国という賛美が大好きです。♪揺り動かされることない 天にあこがれを抱き 約束のものはるかに みつめて希望うたう 昨日も今日もいつまでも 変わらない真実な方 主イェスから目を離さず この道を走り続ける
共に最高のゴールに向かって、今日も、明日から来る新しい一年も、神様との愛の関係の中で、走り続けましょう。
そして、聖書の締めくくりは、21節:恵みです。注がれている十分な恵みに心から感謝し、すべてが主の恵み以外のなにものでもないことを絶えず覚えます!
■A..考えてみよう
愛の深みに導かれる人だけが、その愛に応える、聖なる者とされることを選択するものとなっていくのです。
「こうしてキリストがあなたがたの信仰によって、あなたがたの心のうちに住んでいてくださいますように。また愛に基礎をおいているあなたがたが、…人知をはるかに超えたキリストの愛を知ることができますように。」(エペソ3:17-19)今私たちのこころがどこに向かい、何に望み、希望を置いているのか、点検しましょう。このみ言葉をもって祈り、今日も血潮を宣言してみことばを味わいましょう。
■P.祈り
愛するイェス・キリストの名前によってお祈りします。アーメン。
【ゆうこ】
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