■S:今日の聖書の言葉
ヨハネ19章30節

★イエスは、酸いぶどう酒を受けとられると、「完了した。」と言われた。そして、頭を垂れて、霊をお渡しになった。

■O:今日のコラム
今年もあっという間に時間が過ぎていき、もう気づけば12月になりました。どんな一年だったか、また来年はどのような年であってほしいか、いろいろと思いを巡らせるときかと思います。
今年も、例年通りたくさんの楽しかったことや嬉しかったことがあった一方で、こうすればよかったという後悔や悲しみを感じることもあります。でも、思いを巡らせる中で、最終的には、感謝にたどりつきます。そして、その感謝はいつも必ずこのヨハネ19章30節のみことばに帰着する、そう感じました。
この「完了した」という言葉は、言語では「完了」や「終了」などの物事の終わりを意味すると同時に「支払った」という意味があるそうです。自分では到底支払いきれない対価を既にイエス・キリストが十字架で支払いきってくださった、その感謝につきると思わされました。
■A:考えてみよう
以前、大好きな友人のお母さんが「今年一年の感謝を書きだそう!」と12月に自宅に遊びにいったときに声をかけてくれました。そして、お母さんはその感謝を書きだした紙を封筒に入れたという思うと一言、「これは神様へのお年玉ですよ」と言われました。それから、ともに祈りをもってともに感謝をささげる時間を持ちました。それ以来、私にとって12月は一年を振り返り、その一年の感謝を書き出し、感謝をささげるということが毎年の行事となっています。世の中では、「忘年会」と一年あった嫌なことや辛かったことを「忘れる」ために会を開きますが、真実の主を知っている者として、今年一年であった感謝なことをひたすら「忘れない」会を開催したいと願います。
「わがたましいよ。主をほめたたえよ。私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。主は、あなたのすべての咎を赦し、あなたのすべての病をいやし、あなたをいのちの穴から贖い、あなたに恵みとあわれみの冠をかぶらせ、あなたの一生を良いもので満たされる。あなたの若さは、鷲のように、新しくなる。」(詩篇103篇1~5節)

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン
【レナ】

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