■S:今日の聖書の言葉
ヨハネの福音書3章5節

★イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。

■O:今日のコラム
「水と御霊」これは聖書における重要なテーマです。聖書の初めの創世記は「水と御霊」から始まり「地は茫漠として何もなかった。やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。」(創世記1:2)。そして聖書の最後の黙示録は水と御霊によって閉じます。【御霊も花嫁も言う。「来てください。」これを聞く者は、「来てください」と言いなさい。渇く者は来なさい。いのちの水がほしい者は、それをただで受けなさい。】(黙示録22:17)。

「水と御霊」これを別の言葉で言い表すなら「霊とまこと」「聖霊と真理」「祈り礼拝と御言葉」「ハープ&ボール」という言葉で言う事が出来ます。「真理と聖霊」は共に働き、私達の内なる人と教会に真の命をもたらし、神の御国をこの地に前進させる力となります。車の車輪の様に片側だけでは前進する事が出来ません。同じように「真理と御霊」この両輪が揃ってこそ前進する事が出来るのです。

教会には絶対に聖霊様が必要です。このお方こそが教会の命の灯火であり、私達聖徒達を花嫁として整え、完成させるお方です。聖霊様を歓迎しない歩みは次第に信仰の眠りに陥り、霊的な死へと至ります。しかし、真理がなく霊的な満たしだけを求める時、そこに次第に偽りの啓示や預言が混ざり、教会に混乱と分裂をもたらすものとなります。

また教会には絶対に真理の御言葉が必要です。御言葉は私達の足の灯火であり、御言葉に聞き従い生きる時、いのちがそこに満ち溢れる様になります。しかし、聖霊様を抜きにした真理は、宗教と律法主義の霊性を教会にもたらし、教会から喜びと生きた礼拝を奪ってしまう事となります。それなので私達の歩みには霊だけではなく、また真理だけでもなく「真理と御霊」の両方が必要なのです。

神の聖徒達を生きた者とし、神の国の相続者とする「水と御霊」。そして、さらにここにあと一つ重要な要素を加えるとするなら「主イエスの血潮」です。「御霊と水と血です。この三つが一つとなるのです。」(1ヨハネ5:8)

私達が天の栄光をこの地に反映し、主イエス・キリストにある性質を持って生きる為にはこのシンプルな事「御霊と水と血」に注目をする必要があります。それなので私は日々の祈りの中で聖霊様の臨在を歓迎し、主を賛美し礼拝し、異言で祈り、聖霊様にある新しい満たしを求めて祈ります。また御言葉を朗読し、御言葉を告白して祈り、御言葉をもって主を褒め称え、御言葉の水によって身を洗います。また主イエスの血潮を告白して祈り、あらゆる罪汚れから聖められ、神の国の相続者として堅く立つ事を覚えます。

あらゆる教えや惑わしが氾濫しているこの時代。ますます私達は聖書が語るシンプルな事へと帰り、それを堅く実行して行こうではありませんか。

■A:考えてみよう
日々継続して、御霊と水と血により祈り、キリストに属する聖さを受け、花嫁としてこの身を整えましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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