■S:今日の聖書の言葉
★士師記2章22節

彼らの先祖たちが主の道を守って歩んだように、彼らもそれを守って歩むかどうか、これらの国民によってイスラエルを試みるためである。

■O:今日のコラム
今日から士師記に突入しますが、この書簡は、イスラエルが約束の地に入ってからどのようにその地を占領し、自らのものにしていくかというイスラエルの歴史が記載されています。ヨシュアをリーダーに、イスラエルの民はヨルダン川を渡って、約束の地に踏み入れたにもかかわらず、彼らは約束の地を自分のものとするために、戦わなければいけませんでした。私はここを読んだときに、まさしく神様らしいと感じました。神様は、一瞬にして、この約束の地を彼らに与えることができました。天から火を落とせば、一発で滅びるべき者や偶像、神々はいなくなります。しかし、あえて、それをしなかった。

神様はイスラエルの民が戦い、彼らの手で約束の地を得るようにさせました。士師記1章を読んで気がついたと思いますが、「主は彼らとともにおられた」というようなフレーズが何回も出てきます。神様は約束のものをただ与える方ではなく、共にそれを得るそのプロセス、また共にというその関係を何よりも重視されるお方であることがわかります。

しかし、イスラエルの民は、神様が共にいたのに、神様の御心に完全に従わず、自分たちの弱さや相手の強さに気を取られ、偶像礼拝をしている国民を約束の地に残してしまい、そして、その地の偶像を滅ぼすことをしませんでした。このことが結果的にイスラエルの民の落とし穴となり、イスラエルの民が神様から背をむけるようになってしまいました。

イスラエルの民が、彼らの約束の地に住んでいる他の国々の民を追い出さないので、神様は怒り、神様自身でその民を追い出すことをすることができたのですが、あえて、神様もしないと決めました。それが、今日の御言葉ですが、それは、彼らを試みるためであると言われました。

神様は、私たちが最後まで従いきるかを見ておられる方です。私たちが従わないと、神様は哀れみをもって、試みをされます。それは、私たちが失敗して堕落して、落ち込ませるためではなく、神様はいつも私たちがどこまで主を信頼して、関係をもとうと思っているかという心を見たいのです。

■A:考えてみよう
主と共に約束のものを獲得すると同時に、それ以上に、主との関係を何よりも深く求めていきましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 かよ 】

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