■S:今日の聖書の言葉
第一ペテロ4章7~8節

★万物の終わりが近づきました。ですから、祈りのために、心を整え身を慎みなさい。
何よりもまず、互いに熱心に愛し合いなさい。愛は多くの罪をおおうからです。

■O:今日のコラム
万物の終わり…それは、万物のゴールであり、目的であり、完成です。この万物の終わりこそ、創世記の信仰者たちがあこがれた天の故郷(へブル11:16)です。彼らが長い間夢見て来た時が、いよいよ目前に迫っているのです。なんと興奮すべき時代に生かされていることでしょうか。

しかし、このような終わりの時代にあって、私たちが現実逃避したり、冷静な判断を放棄することのないよう、また、派手なものや魅力的な教えに惑わされ、信仰が揺り動かされることのないよう、ペテロはここに重要なメッセージを記しました。それは、とてもシンプルで基礎的なことです。

万物の終わりにふさわしい生き方として第一にペテロが取り上げたことは「祈りの生活」(7節)です。父と子の関係、聖霊様との親しい歩みであり、日々、神の声を聞き、それに応答していく生き方です。

そして第二に挙げたのは、「互いに愛し合う」ことです。互いに親切にもてなし合う(9節)、賜物を用いて互いに仕え合う(10節)、神の言葉にふさわしく語る、奉仕する(11節)。第一の「祈り」が神に対する姿勢であるなら、ここで言っている「愛」は人に対するものです。

ペテロが挙げた第一のものと第二のもの、これらは、イエス様ご自身が語られたことでした。

「そこで、イエスは彼に言われた。「『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。』
これがたいせつな第一の戒めです。
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。」(マタイ22章37~39節)

主ご自身を愛すること、そして、隣人を愛すること。万物の終わりにあって、この第一の戒めと第二の戒めが私たちの内でいよいよ回復されなければいけません。

様々な出来事やあらゆる教えの風に吹き回されたり波にもてあそばれたりすることのないよう、日々、みことばの朗読と祈りの生活に身を慎みましょう。そして、人々の愛が冷めゆく今の時代にあって、互いに熱心に愛し合うこと、この2つのことに集中していきたいと心から願います。

■A:考えてみよう
日々のことに心を留めるなら重要な日を見逃してしまいます。しっかりと目を覚まして、主の訪れを見張りましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 ひさえ 】

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