■S:今日の聖書の言葉
Ⅱテモテ4:8
★今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現われを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです。
■O:今日のコラム
パウロは再臨の望みに満ちた信仰者でした。また初代教会は再臨の望みに満ちあふれる教会でした。今日の聖書箇所を読んだ時、再臨の信仰の大切さを思わされました。
今日の聖書箇所に「義の栄冠」とあります。ギリシャ語では「栄冠」を現わす言葉が二つあるそうです。一つは王冠であり、もう一つは、オリンピック選手に与えられる勝利者の冠だそうです。ここで使われている「栄冠」は、勝利者に与えられる冠を意味するそうです。
パウロは、良くこの地上の歩みを信仰のレースに例えて表現しています。今日選んだ聖書箇所の前節も然りです。
「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。」(Ⅱテモテ4:7)
他にも、
「競技場で走る人たちは、みな走っても、賞を受けるのはただひとりだ、ということを知っているでしょう。ですから、あなたがたも、賞を受けられるように走りなさい。」(Ⅰコリント9:24)
「キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目指して一心に走っているのです。」(コロサイ3:14)
などが挙げられます。栄冠は勝利者に与えられます。この地上の信仰のレースを走り、勝利した勝利者に与えられるのです。ヨハネの黙示録でも勝利者に与えられる報いが書かれていますが、パウロもこの世の報いではなく、その先にある永遠の報いに目を留めて生きていました。主の現われを慕い求めて生きていました。「わたしはすぐ来る。」(黙示録3:11、黙示録22:11)という主の現われを慕い求める時、生ぬるくなるのではなく、ますます熱心になり、緊張感をもって、救いの達成、内なる人の完成を求める者となると信じます。
■A:考えてみよう
「わたしはすぐ来る。」という主のみことばを信じ、今日も主の現われを待ち望んで行こう!熱心に悔い改め、またみことばを宣言し、内なる人の完成を目指して生きて行こう!
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 あいこ 】
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