■S:今日の聖書の言葉
コリント人への手紙 第二 11章14-15節(イザヤ書35章)
★しかし、 驚くには及びません。 サタンさえ光の御使いに変装するのです。
ですから、 サタンの手下どもが義のしもべに変装したとしても、 格別なことはありません。 彼らの最後はそのしわざにふさわしいものとなります。
■O:今日のコラム
昨今のニュースを見ていても、詐欺の被害というのはどんどん増え続け、巧妙になる一方です。詐欺師というのは「いかにも悪い人」というのではなく、いかにも善良そうな人が意外にも詐欺師だったということが多いようです。
今日のみことばを見ても、サタンは光の御使に変装すると書かれています。私たちが祈りの中で御使に出会ったとするなら、それはそれは嬉しいことだと思います。私もそのような体験をしたいと願っています。
しかし、うかつに喜んではいけません。それが本当の御使かどうか、私たちはしっかりと見分けなければなりません。
何によって見分けるのでしょうか。もちろんみことばによってです。
サタンは狡猾です。
「さて、 神である【主】が造られたあらゆる野の獣のうちで、 蛇が一番狡猾であった。 蛇は女に言った。 「あなたがたは、 園のどんな木からも食べてはならない、 と神は、 ほんとうに言われたのですか。 」(創世記3:1)
サタンはうそをつきます。
「見よ。 サタンの会衆に属する者、 すなわち、 ユダヤ人だと自称しながら実はそうでなくて、 うそを言っている者たちに、 わたしはこうする。 見よ。 彼らをあなたの足もとに来てひれ伏させ、 わたしがあなたを愛していることを知らせる。」(黙示録3:9)
サタンは告発者です
「そのとき私は、 天で大きな声が、 こう言うのを聞いた。「今や、 私たちの神の救いと力と国と、 また、 神のキリストの権威が現れた。 私たちの兄弟たちの告発者、 日夜彼らを私たちの神の御前で訴えている者が投げ落とされたからである。」(黙示録12:10)
これ以外にも様々なサタンの特徴がありますが、私たちはそのことを知っておく必要はありますが、あまり深追いする必要はないと思います。むしろ、主を見続け、真理であるみことばに触れ続ける必要があります。
イエス様も荒野でサタンの試みを受けた時、みことばによってサタンを退けました。
「イエスは言われた。 「引き下がれ、 サタン。 『あなたの神である主を拝み、 主にだけ仕えよ』と書いてある。 」すると悪魔はイエスを離れて行き、 見よ、 御使いたちが近づいて来て仕えた。」(マタイ 4:10-11)
悪を見破りそれに打ち勝つのはみことばしかありません。日々みことばに親しみ、イエス様との揺るぎない関係を築いていきましょう。
■A:考えてみよう
「この方にあって私たちは、 その血による贖い、 罪の赦しを受けています。 これは神の豊かな恵みによることです。」(エペソ 1:7)
「イエス様の血潮は、サタンの支配から私を贖いました」
この血潮の宣言は力強いものです。イエス様の血潮が私たちの思いをサタンの支配から贖って下さいます。私たちの戦いの場所は目に見える世界ではなく思考という名の戦場です。この思いがみことばとイエス様の血潮によって日々洗い清められていきます。
そのためにまずは福音書の音読を習慣として、毎日定期的に続けていきましょう。
終わりの時代に皆様一人ひとりが主のみことばによって守られますように。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 しゅん 】
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