■S:今日の聖書の言葉
ルカの福音書21章 28節(イザヤ書21章)

★これらのことが起こり始めたなら、 からだをまっすぐにし、 頭を上に上げなさい。 贖いが近づいたのです。 」

■O:今日のコラム
形があるものにはすべて終りがあります。私たちもいつかはこの地上での幕屋である身体を脱ぎ捨てて天の御国に行く日がやってきます。そして、この世界もいつかは終わりが来ます。
神様を知らない多くの人にとって世の終わりとは恐ろしことかもしれません。しかし、イエス様に従う私たちにとっては世の終わりは大きな希望です。主が完全に統治され、イエス様と出会えるその日だからです。

今日の聖書の箇所21章、マタイの福音書の24章、ダニエル書、そして黙示録では特に世の終わりに関しての事が明確に書かれています。
例えば次のようなことです。

「民族は民族に、 国は国に敵対して立ち上がり、大地震があり、 方々に疫病やききんが起こり、 恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現れます。」(ルカ 21:10b – 11)

そして、私たちは迫害されるとも書かれています。では、信じる私たちはこのような中でどのように生きていけばいいのでしょうか。その答えはこの一節にあると思います。

「あなたがたは、 忍耐によって、 自分のいのちを勝ち取ることができます。」(ルカ 21:19)

必要なのは忍耐です。確かに私たちの見るところでは恐ろしいことが次々に起こるかもしれません。しかし、イエス様が嵐の舟の中でも枕して寝ておられたように、どんな状況であろうと私たちが見えるところではなく、共におられる主を忍耐を持って見続けるならどんなことも私たちに影響を及ぼしません。
それはみことばが約束してくれています。

「しかし、 あなたがたの髪の毛一筋も失われることはありません。」(ルカ 21:18)

なんと力強いみことばでしょうか。モーセの時代、イスラエルの民がエジプトにいた頃、エジプトに十の災いが下ったとしても、イスラエルの民はことごとく守られました。暗闇がエジプト中を覆った時も、イスラエルの民の住むゴシェンの地にだけは光が注がれていました。

「モーセが天に向けて手を差し伸ばしたとき、 エジプト全土は三日間真っ暗やみとなった。三日間、 だれも互いに見ることも、 自分の場所から立つこともできなかった。 しかしイスラエル人の住む所には光があった。」(出エジプト 9:22-23)

そして、注目すべきみことばが今日の聖書の箇所です。

「これらのことが起こり始めたなら、 からだをまっすぐにし、 頭を上に上げなさい。 贖いが近づいたのです。 」(ルカ 21:28)

詳しい訳には、「これらの事が起こり始めたならば、あなた方は目を上げ、頭をあげなさい。あなたたちの贖い(解放)が近づいているからである」と書かれています。
「これらの事が全部起こってしまったなら」とは書かれていません。「起こり初めたなら」と書かれています。世界を見渡す時、これらの事は起こり始めているでしょうか。確かに各地で起こり始めています。それならどうしなければならないと書かれているでしょうか。

このルカの21の冒頭でも、山上の垂訓の初めでも、福音書のあらゆる箇所で、大切な事を語られるイエス様はまず「目を上げ」と書かれています。「目を上げる」とは、この地上の事に目を留めるのではなく、天におられる信仰の創始者であり完成者であられるイエス様を見続けるということです。

贖いは近づきました。イエス様の血潮によって、私たちはサタンの支配から贖われました。その完成が近づいています。

「その夜、 わたしはエジプトの地を巡り、 人をはじめ、 家畜に至るまで、 エジプトの地のすべての初子を打ち、 また、 エジプトのすべての神々にさばきを下そう。 わたしは【主】である。あなたがたのいる家々の血は、 あなたがたのためにしるしとなる。 わたしはその血を見て、 あなたがたの所を通り越そう。 わたしがエジプトの地を打つとき、 あなたがたには滅びのわざわいは起こらない。 この日は、 あなたがたにとって記念すべき日となる。」(出エジプト 12:12-14)

私たちの心の門柱とかもいにもイエス様の血潮が塗られています。その地を見て、災は私たちの目の前を通り過ぎていきます。28節に書かれている「贖い=血潮」、そして33節に書かれいている「みことば」更に36節にある「祈り」これらを忍耐をもって守り行うなら、からだ(教会)が真っ直ぐにされ、私たちの頭(キリスト)が上にあげられるのです。(エペソ1:23)

■A:考えてみよう
自分の生活は世の終わりにふさわしいものだろうか。この世の楽しみに心が引かれていないだろうか。もちろん、これは楽しんでは行けないと言っているのではありません。その中の楽しみ以上の物があるのです。それを本当に知るなら、この世のものは色あせていきます。
心の中に主以外の物があるなら、それは偶像となってしまいます。「主イエスの血潮を宣言する祈り」にもあるように、私たちの古い魂の都市は崩され、主が住まわれる新しい魂の都市が建てられ、内なる人が完成されていくことを目指しましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しゅん 】

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