■S:今日の聖書の言葉
ルカ12章6〜7節(イザヤ12章)
★五羽の雀は二アサリオンで売っているでしょう。そんな雀の一羽でも、神の御前には忘れられてはいません。
それどころか、あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。恐れることはありません。あなたがたは、たくさんの雀よりもすぐれた者です。
■O:今日のコラム
みなさんは、自分が期待していたことと違った結果が出た時に、どのようにしてその事実を受け止めますか?
「あーやっぱりな。これは宿命だったんだ。」とか「運命だから仕方ない。」そのように思うことってないですか?
今日のみことばには、「雀の一羽でも、神の御前には忘れられてはいません。」とあります。一羽の雀の一生さえも、心にとめてくださる神様の摂理がそこにあるんです。
不思議なことがたくさん起こる創世記のヨセフを思い出してください。兄弟たちは、なぜヨセフは売ろうと思ったのでしょう。なぜそこにイシュマエル人が来たのでしょう。なぜ彼らはエジプトへ行くところだったのでしょう。なぜヨセフはポティファルの家に売られたのでしょう。
なぜヨセフは監獄に入れられたのでしょう。なぜエジプト王の献酌官と調理官が、ヨセフと同じ監獄に入れられたのでしょう。なぜ彼らは夢を見たのでしょう。ヨセフが解き明かしをして監獄から出られたのに、なぜ彼はヨセフのことを忘れてしまったのでしょう。のちに、パロが夢を見たときに、なぜ彼はヨセフのことを思い出したのでしょう。そして、ヨセフはパロの夢の解き明かしをして、エジプト全土を支配する者となりました。
ここで起きたことは、どれ一つ欠けても成り立たなかったことなんです。宿命や運命などではないんです。私たちを愛してやまない天の父なる神様の摂理なんです。
「あなたがたの頭の毛さえも、みな数えられています。」これは、髪の毛まで登録されているという意味です。神様は、私たちの体の最小の部分さえも知っておられるお方、私たちの心の全てを知っておられるお方ですから、私たちは何の心配や恐れも無く、全てを委ねることができるんです。
■A:考えてみよう
私たちは、期待した結果が得られなくてもネガティブな考えを持つのではなく、一羽の雀さえも導かれる神様の摂理の中に生かされていることを喜び感謝しましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
【 てる 】
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