■S:今日の聖書の言葉
ヨシュア記11章15節

★主がそのしもべモーセに命じられたとおりに、モーセはヨシュアに命じたが、ヨシュアはそのとおりに行ない、主がモーセに命じたすべてのことばを、一言も取り除かなかった。

■O:今日のコラム
聖書の歴史の中で主の民が御言葉に従順した時にはイスラエルは大きな祝福と勝利を受けましたが、御言葉に不従順する時には裁きとのろい、敗北と荒廃がもたらされました。

それは申命記28章に約束されている通りです。

「もし、あなたが、あなたの神、主の御声によく聞き従い、私が、きょう、あなたに命じる主のすべての命令を守り行なうなら、あなたの神、主は、地のすべての国々の上にあなたを高くあげられよう。」(申命記28:1)

「もし、あなたが、あなたの神、主の御声に聞き従わず、私が、きょう、命じる主のすべての命令とおきてとを守り行なわないなら、次のすべてののろいがあなたに臨み、あなたはのろわれる。」(申命記28:15)

ヨシュア記11章にはヨシュアの御言葉に対する徹底ぶりが明記されています。彼は御言葉を守る事において、その一言さえも取り除きませんでした。

多くの場合、私達は自分で御言葉を選り好みし、聞き心地の良い御言葉だけを求め、ある幾つかの御言葉は守っても、自分に都合の悪い御言葉は聞きたくないと思ってしまうものです。

しかしヨシュアの様に、御言葉の一言さえも取り除かない姿勢。これが天の御国で「偉大な者」と呼ばれる生き方です。

「だから、戒めのうち最も小さいものの一つでも、これを破ったり、また破るように人に教えたりする者は、天の御国で、最も小さい者と呼ばれます。しかし、それを守り、また守るように教える者は、天の御国で、偉大な者と呼ばれます。」(マタイ5:19)

私はある時、御言葉を継続して朗読する中でイエス様が言われた「見ていても見えず、聞いていても悟らない。」と言う言葉が心に突き刺さりました。

今まではこの言葉は当時のユダヤ人や弟子達に言われた言葉として読んでいましたが、これはまさに私自身の信仰の姿勢だと言う事に気が付き、「主よ私の目を開き、耳に割礼を施して、御言葉を悟らさせて下さい。そしてその御言葉を実行する者とさせて下さい。」と切に祈り求め、日々の御言葉の朗読をする様になりました。

今日共に御言葉に従順する霊性が私達の内に与えられる様に切なる願いを持って祈り、継続して御言葉の朗読をしましょう。

■A:考えてみよう
多くの国々で日々10章の御言葉の朗読を通して、神の民の内に変革がもたらされている。と言う報告を聞いています。毎日、朗読の目標を立てて御言葉を朗読し、またその御言葉を持って祈り、従順する力を御霊により受けましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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