■S:今日の聖書の言葉
ヨシュア記13章1節、14章12節

★ヨシュアは年を重ねて老人になった。主は彼に仰せられた。「あなたは年を重ね、老人になったが、まだ占領すべき地がたくさん残っている。

★どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。

■O:今日のコラム
私たちの肉眼では見ることができませが、聖書は、霊の世界で戦争が起こっていること、格闘が行われていることを教えています。(エペソ6章、2コリント10章など)
戦争や争いは、国と国の間、人と人との間で、領土や資源、権力や地位を巡り、だれが、その所有権、支配権をつかむか、ということが争われます。
霊の領域で起こっている戦争も同じです。
初めに、神様が、天と地を創られ、すべては神様の統治の下にありました。
「天」は今も、神様の支配の元にあります。
しかし、神様が「地」を治めさせようとした人間が罪を犯して、悪魔に支配権を奪われてしまったので、本当は人間が受け取って治めるはずだった「この地」は、悪魔の支配の下に置かれてしまいました。

悪魔が支配している地域、領域、また人々を、取り返し、神様の支配の元に置くことが、神の子どもたちに与えられた使命であり、神の子と、悪魔との間で、この地の支配権をめぐって戦われているのが、霊的戦いです。

年を重ね老人になったヨシュアに、主は、「まだ占領すべき地がたくさん残っている」と言われましたが、誕生してから2000年以上たった教会にも、「まだ占領すべき地がたくさん残っている。」と主は言っておられると信じます。

私たちが占領すべき地、たくさん残っているそれらの地とはどんなものでしょう。
病気や貧困、壊れた人間関係などもそうですし、自分自身の中の高ぶりや欲、我の強さ、意思の弱さ、などもそうかもしれません。救われていない人々の魂も、もちろん勝ち取らなければならない約束の地です。
それら、一つ一つに、神様の支配が及ぶこと、癒し、健康、豊かさ、和解、回復、謙遜、柔和さ、感謝、従順、救い、など、天にあるものが地にもたらされることが、約束の地を占領していくということだと信じます。

この使命を果たして行く時に、私たちが持たければならない、大事な性質があります。
カレブが持っていた、「主に従い通す信仰」です。

カレブは85歳の時に、こう言いました。「主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」
そして、このカレブは、45年前に、主からこう言われたのです。

「ただし、わたしのしもべカレブは、ほかの者と違った心を持っていて、わたしに従い通したので、わたしは彼が行って来た地に彼を導き入れる。彼の子孫はその地を所有するようになる。」(民数記14:24)

彼の信仰には本当に励まされます。「そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があった」から、「あった」けど、「主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう」という信仰です。
敵がどうであろうと、状況がどうであろうと、「主が共にいてくださるなら」「主が約束された通り」「私は、追い払うことができる!」
ハレルヤ!

今こそ、私たちは、心を奮い立たせて、カレブのように言いましょう。
「私たちはぜひとも、上って行って、そこを占領しよう。必ずそれができるから。」
(民数記13:30)

■A:考えてみよう
私の中の、占領すべき地、まだ神様の支配が完全に及んでいない領域はなんだろう。神様が王座に座っておられない部屋はどれだろう。
家族、教会、地域、職場、友人関係などの中で、占領すべき地はなんだろう。

たくさんある占領すべき地の中で、今、私が攻め取るべき町はどこだろう。
この町を攻め落とすためにも、十字架に架かってくださったキリストの肉体の垂れ幕を通して、祈りの香と小羊の血潮をもって、大胆にまことの聖所に入り、恵みの御座に近づき、主の戦略と知恵、力、恵みを受け取り、主の栄光のために、この地を勝ち取ろう。

■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン

【 とも子 】

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