■S:今日の聖書の言葉
1テサロニケ1章5〜6節

★なぜなら、私たちの福音があなたがたに伝えられたのは、ことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信とによったからです。また、私たちがあなたがたのところで、あなたがたのために、どのようにふるまったかは、あなたがたが知っています。あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れ、私たちと主とにならう者になりました。

■O:今日のコラム
この箇所には私達が心に覚えるべき重要な霊的歩みが記されています。まず第一に福音宣教は聖霊の力によりなされるという事です。もちろんまだ主を知らない人々がわかり易い様に福音を伝え、説明するのは大切です。しかし、どれだけ頭で理解し、納得したからといって人が救われるわけではありません。聖書に

聖霊によるのでなければ、だれも、「イエスは主です」と言うことはできません。(1コリント12:3b)

と記されているように、人が救われるのは聖霊の業によるのです。パウロがテサロニケに福音が宣べ伝えられたのは「ことばだけによったのではなく、力と聖霊と強い確信とによったからです。」と言っているように、私達も日々聖霊の力を新たに受けて、置かれた場所で福音の証人となろうではありませんか。

現在、聖霊の力の顕れによる福音宣教は全世界で行なわれ、病人が癒され、死人が蘇り、あらゆる奇跡としるしと不思議によって人々が主イエスのもとに導かれています。しかし、それと同時に、ある意味この様な力の働きは華やかで目立つ働きとなる場合があり、時には大きな働きをしている器達の内に、数々の不正や問題、罪の行いが浮き彫りになり、人々の内に混乱をもたらし、力ある働きに対しても不信感を与え、さらに人々が主イエスのもとに来るつまずきの石となってしまう場合もあります。

それなので、聖霊の力ある働きには、もう一つの側面が重要となります。それは「御霊の実による振る舞い」別の言葉で言うなら「御霊の実に基づく生き方」を持つ事です。パウロはテサロニケで聖霊の力ある働きがなされたと同時に、その後に「また、私たちがあなたがたのところで、あなたがたのために、どのようにふるまったかは、あなたがたが知っています。」と述べています。

御霊の賜物と、御霊の実が共に働く時、私達は力強く真実なキリストの証人として生きる事が出来ます。全ての目標とすべき模範はイエス様ご自身です。イエス様がどの様な力ある業を行い、またどの様に大きな愛を持って人々と関わっていたか、その歩みを知り、私達もその足跡を従って行く事が出来る様に、日々、福音書を朗読し、イエス様に目を留め続けましょう。

■A:考えてみよう
4つの福音書を継続的に朗読するプランを立てて、日々それを続けて行きましょう。

■P:祈り

イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。

【 しんご 】

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